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2008 08,05 21:18 |
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こんばんは、涼子です。
今日は1部練習が終わった後、自由時間になりました。 北見監督は今日はリヨンに合宿に行っていた野崎さんと上杉さんを迎えに鹿児島空港に行くことになっているので、今日はみんなのんびりと身体を休めていました。 ホテルのプールが使えるというので、そこに遊びにいった人もいました。 もちろん私も遊びました。 さすがに北見監督のいない時に、ということで麻生コーチが付き添っていましたけど、久しぶりに休日をエンジョイした、という感じでした。 そして北見監督が戻ってきた後、最終的なチーム編成が発表になりました。 野崎さんと上杉さんを入れたチーム編成、ということになりますが。 FWの上杉さんがFWの手薄な赤組に、DFの野崎さんが青組に入ることになりました。 ということで、今日明日と野崎さんと上杉さんと一緒に寝ることになったということで、急きょ私は6日から4日に変更になりました。 でも実は… 6日だったら大丈夫だったかもしれないんですけど、4日はちょっと危ないもので… はい、一昨日か昨日が排卵日だったみたいで、一応念のために今日は勘弁してもらおうかな、なんて実は思っていました。 そうしたら北見監督、珍しく話を聞こうか、ということになりまして。 私にはどうしても話したいことがありました。 この前の代表の件。 なんで私が代表から外されたのか、自分の中では納得がいきませんでした。 自分の中でどうして代表を外されたのか、その理由が納得できない限り、私はもしかしたらもやもやした気分でゲームに臨むことになるかもしれない、それが恐いというのがありました。 同じように難波さんが外されましたけど、難波さんは怪我が理由だと思います。難波さんはおそらくある程度自分に納得していたのかもしれません。 でも私は。 その理由を北見監督に尋ねようとしました。 でも北見監督もなぜ私を代表から外したのか、ハーレン監督から説明をしてもらっていないようでした。 「だからこれから話すことは、あくまでも俺の想像だと思うんだけど…」 北見監督はそう断ってから、話を始めました。 私が外された理由。 まず1つは、プレイが藤崎さんに似通っているからではないか、というものでした。 実際藤崎さんのプレイを見ていると、私のプレイとよく似ている、と。そして同じプレイヤーが2人いる場合、どうしても1人は控えに回らざるを得ないだろう、と。 その場合、普通に考えれば、海外での経験の豊富な藤崎さんの方がレベル的に上であろう、と。 そしてアウェーステージでは藤崎さんに何かあったときのバックアップメンバーとして私を準備しておいて、日本ステージに戻ってきて戦力的に余裕が出てきて、藤崎さんだけでも対処できるとなったら、わざわざ同じタイプのプレイヤーを入れておく理由がない、それで外したのではないか、と。 そしてもう一つの理由としては。 ハーレン監督はこれ以上私を表に出したくはなかったのではないかと。 「表に出したくない?」 「つまり、本戦に出てきた時にわざと伏せておきたいカード、という意味」 「伏せておきたい?」 「ダイアモンドカップ本戦は、アジア予選と比べて遥かにレベルの高いゲームになると思う。いくらアメリカで経験を積んでいるとはいっても、ワールドワイドなゲームになればそういったプレイヤーこそ削られて当然といった雰囲気が出てくると思う」 つまり藤崎さんを欠いた時に代役となるプレイヤーの中で、例えば牧原さんはアジア予選の様子を見ればどういうプレーをするか想像できるから、逆に私を入れることで相手を混乱させる、と。 「ましてやオーストラリア戦で最低限の仕事しかしていない、という風にとらえてくれると、実際に本戦で出た時に、『この女はたいした仕事をしない』という風に評価されて、実際に活躍した時に相手が慌てふためくといった効果も期待できるんじゃないかな」 そうなのかな? 「いずれにしても、第2ステージでもしっかりと活躍してチームに貢献できていれば、おのずとハーレン監督も涼子を再び召集しようと考えると思うよ」 何となく言い含められたような気がしましたけど、まあいいか。 そういうわけで、昨夜はエッチなことなしで、(そう、胸やアソコを弄られるということもなしで、ですよ)優しく抱きしめられながら一夜を過ごしました。 えっ、そんなのは嘘だって、花桜梨さん? 北見監督のことだから、ちゃんとエッチなことされたんでしょう、って? ホントに昨夜はそういうことはなかったんですってば! PR |
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