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2007 05,19 21:17 |
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こんばんは、井上 涼子です。
今日は開幕戦前の練習ということで、ミニゲームを中心にした練習を行いました。 相手のスプリングサンズを想定した4-1-3-2システムでゲームをしたのですが。 結構前目にラインがあるので、私からのフライスルーを追いついたくるみちゃんや光ちゃんが結構上手くクロスをあげてくれて、4-0で勝ちました。 やはりサイドがこれだけ速いと、結構攻撃が形になりますよね。 私たちはいい気分でゲーム前の練習を終えることができました。 今日はゲーム前ということもあり、北見市内のホテルでひと泊となります。
いつも私たちが常宿としているホテルは結構細かい気配りが行き届いてくれていて、チームの食事の時間には他のお客様が入らないように宴会場の一間を借り切って行います。 今日は虹野さんが考えたメニューをもとに、ホテルのシェフが腕によりをかけて作って下さったメニューで、私たちも結構美味しく食べさせていただきました。 その食事が終わり、みんなで宴会場で寛いでいました。 みんなはコーヒーやジュースなど、思い思いのものを飲んでいました。 とりあえずお酒を飲んでいるのは北見監督と麻生コーチ、九段下総務部員くらいかな。 まあ大人だから当然といえば当然ですけどね。 そんな中で、私の携帯が鳴りました。 誰からだろう、と画面を見ると、病院からの藤崎さんでした。 (ちなみに藤崎さんは今は携帯が使えないので、皇さんからの計らいで病院用のPHSを持たせて下さっているようです) 「もしもし、藤崎さん?」 私が話をすると、藤崎さんは、 「涼ちゃん、お久しぶりです」 と応えてくれました。そして… 「あの、涼ちゃん? 私の声をみんなに聞こえるようにしてくれる?」 そう言ってきました。 岡野さんに聞くと、ハンズフリーを改良してみんなに電話相手の話の内容をスピーカーで流せる装置があるとのことで、早速つないでもらいました。もちろんハンズフリーの装置なので、こちらもマイクで喋らなくてはいけません。 「私、最近病院にいて凄くつまらないんです」 藤崎さんがそう語ってきます。 「つまらないんですか?」 「うん、だって、最近は記念杯が近づいてきて、みんなもなかなか顔を出してくれないし…」 確かにそうですね。私たちもできるだけ藤崎さんのところに見舞いに行こう、とは思っていても、練習で疲れてなかなかそこまでは出来なくなっていました。 「まあみんなも忙しいだろうからみんなも無理して来る必要はないと思うけど、それならそれでお願いがあるんです」 結構真剣な雰囲気です。 「どうしたんですか?」 私もつい真剣な表情になってしまいます。 「まあゲームに勝ったら、でいいんですけど…」 何だか思い入れたっぷりな言い方です。 「なんですか?」 私が誘い掛けたら、藤崎さんは言いました。 「北見監督と八重さんがセックスしてるところを見たいの!」 ……………………… みんな黙ってしまいました。 言われた北見監督と八重さんは、飲んでいたお酒やコーヒーを吹き出していました。 「明日勝ったら八重さんのお誕生会をやると思うけど、やっぱりその時に監督と八重さんにはきちんとけじめをつけて欲しいと思うんです」 「けじめ?」 「うん、ちゃんとセックスして、みんなに監督と八重さんが恋人同士だということをはっきりさせないといけないと思うの」 藤崎さんの言葉を聞いて、みんな黙ってしまいました。 確かに、北見監督にバージンを捧げた女の子も少なくないけど、私を含めて誰もが監督と八重さんが恋人関係になることを承知の上で監督とセックスをしたわけです。 でも実際には昨年のクリスマスイブにその約束を果たすはずだったのに、あの劇的なサヨナラ負けで結局は取り止めになってしまったという経緯があって、監督と八重さんの関係は結局そのまま有耶無耶になってしまっている感じがしました。 だからみんなももしかしたら藤崎さんの突飛な提案に、ある意味納得してしまったような感じがしました。 経験者だけではなく経験がまだの筈の女の子からも、折角だから明日勝ったら… という意見が出てきました。 そしてとうとう北見監督と八重さんは約束させられてしまいました。 もし勝ったら、その時はちゃんと監督と八重さんは恋人としての契りを交わすこと。 そして、その模様をビデオでちゃんと撮っておくこと。 …何だか残酷な気もしますが… でも私も監督と八重さんのセックス、この目でちゃんと見てみたいものです。 その前に明日のゲーム、勝たないといけませんね。 そういう意味では、明日はみんなにとって負けられないゲームになってきました。 …でもいいのかなぁ〜 PR |
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