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2007 07,15 19:22 |
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まさか、と思いました。
後半終了間際、ゴール前でのFK。 向こうの選手が蹴ったボールをマリがキープした、ように見えました。 私たちもホッ、とした表情で、次のプレーに備えました。 ところがそのボールをマリがファンブルします。 そして大きく浮いたボールが相手FWの目の前に。 そしてシュートを撃たれて… 連勝できると思ったのに、結局同点に追いつかれてしまいました。 そして数分のロスタイムの後、長いホイッスルが響きました。 こんばんは、井上 涼子です。
折角下位チームに勝って勢いに乗りたかったのに、残念でした。 でもWoody BELL'Zとしてやりたいことが少しずつ出来てきたように感じました。 得点も私のFKを草薙さんが頭で合わせる理想的な点の取り方。 サポーターもみんな喜んでくれました。 さすがに引き分けに追いつかれた時にはブーイングが飛びましたが、それでも試合終了の時には拍手が鳴り響きました。 やはり1つでも勝つと違うんですね。 北見監督が辞任した後、さすがにどうしようか、という雰囲気があったのは否定できませんでした。 でも花桜梨さんは〜どうしても花桜梨さんを「監督」とは呼べないですね〜心を鬼にしたような感じで、みんなに練習をさせていました。 みんなも北見監督のことを思い出しながら練習に励んでいました。 そんな中で確実に少しずつみんなの中から甘えがなくなっていっているように思いました。 今までだったら、北見監督が言わなければ特に大丈夫だろう、そう流していた部分も、花桜梨さんは決して手を抜かずに、「こういうプレーをしてみたらどうかな」などとアドバイスをしてくれます。 だからみんなも少しずつ厳しさが出てきたように思いました。 ゲームが終わった後、私は花桜梨さんと一緒に風呂に入りました。 そう言えば、お互いに北見監督に女にされたんだよね… なんて雰囲気は何処にもありません。 少なくても今は、Woody BELL'Zの監督と主将の肩書きをつけていました。 「涼ちゃん、今日のゲーム見てて思ったんだけど、何となく疲れているような気がするんだけど…」 花桜梨さんにそう切り出されます。 「うん、まあ疲れているといえば疲れているかな。でも望とか結構キツそうな人もいるから、贅沢は言えないね」 私は正直に答えました。 「そのことなんだけどね…」 花桜梨さんが私に小声で話をします。 「そろそろうちもターンオーバーを考えた方がいいんじゃないかな、なんて思うの。望みたいに相当調子を落としている選手もいるし、ちひろも今日怪我をしたくらいだから」 「そうだね。でも次は無敗の2位・響野エンジェルスだよ」 「だからやるの。昨年は3勝1敗じゃない。しかもこれで何か騒動を起こせばもっと勝てるようになるよ」 …結構えげつない気がしますが。 ちなみに昨年は… 第1ステージの第1ゲームは特に何もなかったのですが、(1-0) 第2ゲームではマリと向こうの高見さんがやり合ったり、シオが北見監督としちゃったりして、そのゴタゴタでゲーム前からゲーム後まで、本当にいろいろとトラブルがあったんです。 ちなみにこちらが1-0で勝ったもんだから、向こうの怒りは凄まじかったですね。 第2ステージに入ると、9月にゆっこちゃんが監督としちゃって「油田に非をつけちゃった」状況に始まり、その中で、うちのサポーターがチームドクターを名乗って高見コーチに薬物を嗅がせてしまう事件があり、さらにまたそこで勝ってしまいいろいろとやってしまったので… この時が一番最悪の状況だったと思います。(ちなみに3-1) さすがにそれはまずいということで、ポートフォリオにサポーターが行かずに蹴球団一色の雰囲気になった第2ゲームで、まさかまさかの逆転負け。(1-2) このあと北見監督と花桜梨さんが2人でしばらく度に出たりしたものですし、蹴球団はそれまで8戦連続未勝利だったのが勝ったので大騒ぎ、という状況になったものです。 (そういえばあの時のビデオが流出していたということもあったみたいですね。花桜梨さんが話していました) ということで、今回も何かトラブルを起こそうかな、なんて思っているのでしょうか? 向こうの警戒が厳しくなると思いますけど。 「もちろん冗談だけどね」 花桜梨さん、冗談でもそれは言っちゃいけないですよ! 「でもどうにかしたいね。ちひろも望も外すしかないし、涼ちゃんも休ませたいから…」 えっ!? 私も? 「休ませるよ。涼ちゃんも疲れているから」 それじゃ一体誰が私の代わりに? 「それはこのあとのお楽しみ、ということで」 花桜梨さ〜〜ん!! PR |
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