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2007 11,24 22:23 |
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こんばんは、八重です。
本当にゴメンなさい。 何しろ中の人が前節のTLS戦の敗戦でショックを受けて、もうどうでもいいや、と投げやりになってしまったところに持ってきて、仕事上での度重なるトラブルで精神的に参ってしまい、とにかく更新しようという意欲がなくなっていたみたいです。 だから薫様から葵ちゃん絡みのネタをお願いします、と頼まれたのですけど、とてもそんな気になれなかったようです。 本当にゴメンなさい。 とりあえず私たちは午前の新幹線で兵庫のはばたき市に赴き、午後軽く練習を行いました。
何となくですけど、チームから覇気がなくなっているような雰囲気があります。 すでに記念杯では首位のSharp&Crisp武蔵野に勝ち点10差をつけられているので、残り6戦でSharp&Crisp武蔵野より4つ多く勝たなければならないという現実を突き付けられ、しかも相手は2位FCはばたき、首位Sharp&Crisp武蔵野と強豪との連戦になります。 もちろんこの2戦に連勝すれば大きく状況は変わるのかも知れませんが、それよりも生き残ったウインターカップに全力を注いだ方がいいんじゃないか、そんな感じもあります。 そんな風に考えながら漠然と練習をしていたのですが… 「気の抜けた練習をしているんじゃないわよ!」 突然グラウンドに大きな声が響き渡りました。 みんなが声をした方を振り向くと、そこには2人の女性が立っていました。 1人は20〜30代の女性、そしてもうひとりが… 「優飛ちゃん!」 そうです、大阪に転校していた鬼頭優飛ちゃんでした。 でも優飛ちゃんの表情は久し振りに逢って嬉しそうではなく、むしろ怒っていました。 優飛ちゃんは私のところに来ると、スケッチブックに珍しく怒っている風に殴り書きをします。 …そう、優飛ちゃんは声が出ないので、こうやって「会話」をするんです。 でもそれだけでも優飛ちゃんの怒りが分かる、そんな書き方でした。 「まだまだ終わったわけじゃないんだよ! 可能性は低いかも知れないけど、でも諦めずに頑張れば、もしかしたらということだってあるかも知れないよ!」 そうでした。 決して可能性が完全に消えたわけじゃない。 まだわずかばかりの可能性が残っているじゃないの! それならそれに意地汚くても縋り付くしかないじゃない! 思わず優飛ちゃんを見ると、優飛ちゃんは初めて笑顔を見せて、親指を突き出しました。 何となく、ですけど… 私たちの中に、執念という火が灯ったような気がしました。 PR |
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