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2006 11,15 23:09 |
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どうもこんばんは。北見です。
さて本日から代表合宿である、 うちからはA代表に6人、B代表に2人が参加します。 B代表に参加する恵美と涼子は早速新幹線で静岡に向かったそうです。 そしてB代表は俺の車で移動。 何といっても選手だけでなく監督とマネージャーも帯同だから、こういう時には非常に有難い、らしい。 まあ俺も自分の移動序でに女の子たちからいろんな話を聞けるし、一石二鳥と言うところか。 みんな本当に嬉しそうにお喋りに興じている。 ただ1人だけ、かえちゃんだけが真っ赤な顔をしてノートに何かを書いている。 まあ確かに赤くなるわな。昨日あんなことがあった車内でみんなと一緒に移動するんだから。 そういや、かえちゃんが真っ先に座ったそこは、確か… ちなみにそのかえちゃんは、今日の練習のマッチアップを考えている。 それを見ていたみんなは、「ああ、何だ、あのトレーニングか」という表情。 そうです、あのトレーニングです。 それにしても… メンバー表を見ていた私は思わずため息をついていた。 チーム構成だが… RMS 6名(西村、波多野、加藤、森井、佐野倉、松浦) WBL 4名(八重、鞠川、綾崎、神戸) SCM 4名(草薙、野咲、森下、神条) KFC 4名(主人、高見、清川、伊集院) FCH 2名(和泉、桂木) EWI 2名(麻生、後藤) LAG 1名(藤崎) 藤崎さんはアメリカリーグからの出戻りですから、実質選抜は22名ということになります。 優勝のRMSからもっとも多く呼ばれたのも納得できますし、基本的には順当だとは思います。 でも2位のEWIだけ妙に少ないのが気にはなります。 さて、福島のJヴィレッジでA代表の合宿が始まりました。
まず薫監督と私の自己紹介、そしてその後に選手・スタッフの自己紹介をしたあと、今日はストレッチを中心に、身体をほぐすトレーニングを重視する、そう伝えた。 そのためのコンビとして、以下の2人で組んでストレッチをするように指示した。 八重 花桜梨 と 西村 知奈 波多野 葵 と 麻生 華澄 鞠川 奈津江 と 草薙 忍 加藤 美夏 と 野咲 すみれ 森井 夏穂 と 主人 光 佐野倉 恵壬 と 森下 茜 和泉 穂多琉 と 桂木 綾音 神条 芹華 と 神戸 留美 高見 詩織 と 藤崎 詩織 後藤 育美 と 松浦 くるみ 伊集院 レイ と 綾崎 若菜 清川望は余ってしまうので、ストレッチはかえちゃんにやってもらうよう頼んだ。 みんな念入りにやるように、と指示をしておいたので、時間をかけて念入りにストレッチをしている。 じきにみんな打ち解けあって、いろんなところで話に花を咲かせはじめます。 次にボールを使ってのパスワーク。 これもさっきのコンビでやらせてみる。 さすがに代表に選ばれるだけあって、結構上手い選手が多い。 まずはショートレンジでグラウンダーやループといった技能を磨かせ、そのあとでロングでコントロールを磨くといったやり方である。 それを一通りやったあと、今日は全体的に軽めのメニューということで、1対1の競争を行うことにした。 もちろんコンビは今日一緒にやったメンバーである。 でそれでGKは逆方向のエンドラインから、それ以外のポジションの選手は同じ方向のエンドラインからセンターライン上のタオルを取るのだ。 なお5本やって、多く点をとった方が勝ち、また横取りしたら2点減点になる。 あの指宿合宿で砂浜でやったトレーニングを芝生でやれるのだから、幸せ者だと思うけどね。 ゲームが開始すると、予想通り、多くの選手が最初に転ばされた。 言うまでもなく、夏の指宿合宿でWoody BELL'ZとROOMMATESの選手はこのゲームの勝ち方を良く知っているので、まず走力勝負に持ち込む前に強引にでも自分が前に出ることを先にする。 それに引っ掛かった多くの選手が私に文句を言いに来た。 曰く、あれは反則だから、もう一度やり直して欲しい、と。 みんなが大騒ぎして私に詰め寄ってきた。 ちなみに清川さんはこのゲームについては俺が一緒にやっている。 その清川さんも私にしっかりとブロックされてタオルを取れなかった。 「あれくらいのことが許せないんだったら、今からでも遅くないから、荷物をまとめて自分のチームに戻りなさい」 私たちは騒ぎ立てている彼女たちに冷たく言い放ちました。 「ど… どういうこと?」 高見さんが気色ばんで聞きました。彼女も「白詩織」さんのえげつないプレーでスタートを狂わされた口です。 「そういう言い種はないんじゃないの?」 「監督、あたしをわざと引っ張ったりしてあたしが動くの邪魔してたじゃない!」 口々に文句を言い出します。 「だったら帰りなさい。別に控えは23人もいるんだから、君たち10人ほどいなくなってもちゃんとチームは作れるよ」 私はあくまでも冷酷に言い放ちます。 「だから!」 「だから? ゲームが進行中なのにゲームをほったらかしにして主審に文句を言うの? 他のまだプレーしている選手を見捨てるの?」 「そ、そんな…」 みんな私が冷酷に言い放っているので、逆に意固地になっているようです。 ちなみにFCHの2人はお互いがこのゲームの意図を察していなかったためにトラブルに遭わなかったようです。 「だから、このくらいのことで泣き言を言ってたら、世界のサッカーには通用しないんじゃないの?」 みんなが押し黙ってしまいました。 「例えばWoody BELL'ZとかROOMMATESと1つのチームを作るんだったら、俺も細かいことは言わないよ。でも今君たちがいるのは代表チーム。君たちが代表として、様々な国の代表とサッカーをしてるんだ」 私はそう言うと、一回呼吸を整えてから、 「君たちがやろうとしているのは、いわば戦争だ。戦争に妥協はない。やるかやられるか、その研ぎすまされた感覚がもっとも重要だ。そして…」 私は今そこにいる10人に鋭い眼光を放った。 「俺の言っていることが気に喰わないなら、今から自分のチームに戻りなさい。戦う意志も見せずに下らないことに血道を上げているヤツはチームに要らない。それがイヤなら戦いな」 もちろん私の言葉も、今までの私からは信じられないくらいに厳しいものである。 そこにはバージンキラーの欠片など、どこにもありませんw とりあえず私の考えに納得したのでしょうか、詰め寄っていたみんながピッチに戻ろうとしました。 私はそのメンバーを全員呼び止めます。 「それと…」 みんなが揃って私を見たのを見計らって、私は話を切り出しました。 「今のは審判に対する暴言を吐いたのと同様だと考えている。だから今ここに来た全員には2回分のペナルティを受けてもらう」 「ペナルティ?」 「そう、つまり通常なら0-1で残り4本に臨むことになるんだけど、今ここで不満を述べようとここに詰め寄った連中は0-3の状態で残り4本をやってもらうことにする。つまり、勝つためにはもう1本も負けられない、そういうことになるな」 みんなの顔が真っ青になります。 私は早速2回目のゲームの準備を始めさせました。 ちなみに今日ペナルティを受けたのは、さっきの10人と知奈、穂多琉の12人であった。 もちろん文句をぶつくさ言っている彼女たちに、私はペナルティをしっかりとやらせました。 あしたは薫監督にメニューを考えてもらおうかな、そんなことを考えています。 忙しければ私の方で何とかしますが。 PR |
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