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2008 04,18 09:37 |
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実は昨夜は結局クラブハウスで寝泊まりしました。
今日は夜行バスで池袋に移動するとのことでしたから、あのあと、見晴の携帯に「池袋に着いたら即愛美と北見に戻ること」を厳命しておきました。 見晴と愛美がクラブハウスに着いたところで、早速話を聞きます。 見晴に、まず「響野エンジェルスで仕入れた情報を伝えたか」を確認しました。 見晴の書いたブログからでは、「何も言うべき事項がない」ことを伝えたのか、「訪ねた時にはみんなでチョメチョメをしていたり、今さらオーダーを細かくいじる気がない」ことを伝えたのか、そのことが分からないし、その内容によっては処分の方針が大きく変わることになるからです。 「私は、何も言わなければいけないことがないから、そう伝えました」 「あたしも見晴ちゃんは『ゴメンなさい、話せることはほとんどないんだ』と言ってるのを聞いたよ」 2人がそう言いました。 でもだからといって「ハイ分かりました」と信用するわけにはいきません。 私は超白鳥オーナーに電話をかけました。 「もしもし、超白鳥です」 「Woody BELL'Zの北見です。1つ確認ですけど、牧原監督はどう話していました?」 「牧原くんかね? そちらの2人に響野エンジェルスの情報を聞いたことは事実」 「それで、内容については?」 「牧原くんは響野エンジェルスの視察内容については単に『話すべきことはない』としか聞いていなかったようだ。Woody BELL'Zが実際に対戦した時の感覚は聞いたとは言っていたが」 「分かりました。でそちらの処分はどうなさいますか?」 「いずれにしても話を聞くとこちらから積極的に情報を仕入れようとしてそちらに勇み足をさせたような雰囲気なので、その点では牧原監督の解任は動かせない。それと罰金をリーグに支払う意向だが」 「こっちは罰金と諜報活動の最低でも今年度中の自粛は盛り込みます。あと当人たちの処分はこれから決めますが、今の情勢だと謹慎という形でしょうか。さすがに追放まではどうかとは思います」 「分かった。うちも諜報活動の自粛は盛り込んだ方がいいだろうな」 「ですね。とにかくこちらもできるだけ厳しい処分をリーグに打診しておく必要があるかと思います」 「分かった」 電話を終えてから、とりあえずこちらの方針を2人には伝えることにした。 響野エンジェルスで知り得た情報を流したわけではないことが判明したものの、実際にはうちだけが知り得え然るべき情報を流しているわけだから。 そういうことを勘案して見晴と愛美には以下のように伝えた。 1 2人を1か月謹慎、30%減俸を半年 2 今後2008シーズンの諜報活動の自粛 3 罰金のリーグへの支払い 4 北見監督の30%減俸半年 見晴も愛美も、さすがにびっくりしたようだ。 自分のことに関しては仕方がないという表情をしていたのだが、まさか俺の減俸にまで及ぶとは思ってみなかったのだろう。 「どうして北見監督の給料も減らさなければいけないんですか?」 見晴がビックリして聞いたのだが、 「君たちを任命したのは私だし、こういう場合上司として監督責任を問われるものなんだよ。ホントは由香にも責任を取らせないといけないんだけど、由香はホントに何も知らないみたいだし。君たちがしたことは、そこまで大きくなるものなんだ、それを分かって欲しいんだ」 俺がそう言うと、自分の処分を言われた以上にしょんぼりしてしまった。 さて、これでリーグが納得してくれるだろうか、ちょっと不安だとは思うけど… PR |
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