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2006 05,07 07:30 |
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おはようございます、北見呼人です。
今回は俺のドジで本当に御迷惑をおかけしました。 さて… 只今「あかつき」は神戸・三ノ宮に向かって走っています。 このあと、三ノ宮、大阪、新大阪と停車して、7時53分に京都に着きます。 京都からは新幹線で東京に向かうのですが… さすがに「のぞみ」「ひかり」ともに取れませんでした。 ということで、12時39分発の「こだま538号」で東京へということになりました。 その間京都市内を散策、ということになりました。 コンコン… 夜12時過ぎ、俺の部屋をノックする音が聞こえました。 ドアを開けると、そこに花桜梨が立っていました。 「入って、いいですか?」 花桜梨が聞いてきたので、俺は黙って花桜梨を中に入れました。 花桜梨は部屋の中に入ると、さすがに落ち着かなくあたりを見回した。
まあそれもそうだろう。入った部屋は個室、ベッドがあって男と2人だけ。 そんな状況で思春期の少女が中年の男を訪ねたとしたら、それはまず大多数の展開として裸になっての睦みごとが展開されるであろうことは想像にかたくない。 もっとも花桜梨は本当に話があってきたのだろうし、花桜梨自身セックスに恐怖感を感じているみたいなので、気をつかってあげないといけない。 * 念のために 第2回TM杯の設定はリセットされています! 俺は花桜梨に不安を与えないように、花桜梨に入口側に座らせ、ドアに鍵をかけないよう指示した。 いつでも逃げることができる、それが安心感につながていくのだ。 だからといって、今ここで花桜梨を襲う気はないがw 花桜梨はいわれた通りベッドに腰をおろすと、俺に聞いてきた。 「監督は、次のROOMMATES戦どうなさるつもりですか?」 深く澄んだ目で俺に語りかける。今までの不安は嘘のように消えているようだ。 「そうだな…」 俺はそう言って、背中を窓側の壁にもたれかからせるようにしながらしばらく考えた。 「DFは茜の代わりに恵美を入れようと思う。で今考えているのは中盤。数が多過ぎてしょうがない」 花桜梨は真剣な眼差しで俺を見る。 「今までボランチに若菜と芹華、トップ下に涼子と詩織、そう考えていたんだけど、結構ヒナが調子がいいからな」 「私も同じことを考えました」 花桜梨が同調した。やはり同じことを考えていたんだ。 「伝統の3-4-3を崩さずに行くか、それともヒナを入れて3-5-2にするか。中盤の4人、特に若菜と涼子は外せないから、それ以外に選択肢はない」 「なら私は3-5-2でいきたいですね」 「3-5-2か…」 「はい。ヒナは好調ですし、結構得点にも絡みますから、伊集院さんとコンビを組ませると面白いと思うんです。いまのFWなら2枚にしても大丈夫だと思います」 俺も構想としてはその方が良さそうに思った。 「それじゃ、指令塔は涼子として、右ウイングに詩織、左にヒナ、それでいいか?」 「そうですね… 何だか監督も考えていること同じですね」 花桜梨がそういうと、舌をペロッと出しながら笑った。 俺は花桜梨の頭を軽くコツンと叩き、顔を花桜梨に寄せて、 「生意気いうな」 …一瞬の静寂ののち、お互いに笑いはじめました。 しばらく笑ったあと、花桜梨は何とか笑いを収めながら、 「久しぶりだな、こんなに笑えたの」 そういいました。 「ほら、今まで監督がいなかったから、私がしっかりしなくちゃ、って妙に畏まっていた気がしたんです。さっきまでもそうだったし…」 結構花桜梨って真面目だから、第2回TM杯の時も深刻に考え込んでしまって、スランプに陥ったこともあった。 「でもこうやって話をしてて、やっぱり監督って暖かいんだな、そう感じたんです。監督が傍にいるだけで、結構気が楽になってきますね」 花桜梨にいつもの笑顔が戻ってきた。 「私たちも監督を好きでい続けますので、監督も私たちのことを暖かく見守って下さい」 俺は何だか嬉しくなって、花桜梨の頭を撫でながら、花桜梨の顔に自分の顔を近づけて… その時ドアががらっと開いて、先生が入ってきた。 先生は開口一番… 「あっ、もしかしてこれからお楽しみするところだったの? ゴメンなさいね、お邪魔しちゃって…」 そのまま締めて出ていった。 …もしかしたらキスするところだと勘違いしたのか… 目の前の花桜梨は、突然顔を赤くして恥ずかしがり出した。 まあバージンだといってたから、当然の反応だと思うけど。 * 念のために 第2回TM杯の設定はリセットされています! おれは花桜梨の頭を優しく叩いてから、さっきまでの距離に戻って、 「こちらこそ、宜しくな」 そう花桜梨に伝えた。 花桜梨は俺の言葉に素直に頷いてから、 「それでは失礼します」 と言って部屋を出ていった。 恐らく明日朝には噂が広まっていることだろう。 嗚呼! PR |
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