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2008 11,20 20:57 |
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こんばんは、森井です。
今日は練習が終わった後、北見監督の引率のもと、記念杯争奪戦代表決定戦を見にいきました。 で結果の方は2-1でHANが勝ったのですが。 「HANがこのまま制圧したらうちが赤っ恥だな」 北見監督がそう言いました。 ゲームは最初から最後まで、HANが押した形(もっとも後半の終盤はEWIもしゃかりきになってゴールを狙いにきましたけどね)で展開しました。 でも前半10分過ぎにEWIが先制すると、EWIのサポーターたちがみんなで喜んでいました。 EWIのサポーターにとっては新潟でやるのが悲願といってもいいのかもしれませんね。 その後もHANがどんどん攻めていきますが、なかなかゴールが割れずに時間だけが過ぎていきます。 しかしそんな状況も、前半終了間際にFKを高見さんがボレーでゴールにねじ込んで、同点に追い付いてしまいました。 そしてハーフタイム。 「EWIにとってはちょっと辛い状況だね」 そう言ったのは八重さんでした。 「どうしてですか?」 「1-0で折り返すのと1-1に追いつかれて折り返すのでは、やはりプレッシャーも違うと思うんだよね。特に前半は徹底的に攻められて終わっていたから。1-0で終われたなら、『ああ、何とかなりそうだ、あと45分しっかり守りきろう』と前向きに考えることができるんだけど、1-1だと、『これ以上点をやれないぞ』とガチガチになっちゃいそうな気がするんだ。特にロスタイムの、あともう少し守りきればリードして折り返せるという時間帯での失点だから、なおのこと守備陣はプレッシャーを感じちゃうかもしれないよね。これが悪い方に行かなければいいんだけど…」 八重さんはそう言いました。 守備陣の佐野倉さんや森下さんも八重さんの意見に頷いていました。 そして後半戦。 序盤はどちらともつかないような、ただややEWIの方が押しているかな、というような展開で進みました。 しかし好事魔多し。 鞠川さんからのパスを赤井さんが受けた時、EWI守備陣は誰もそこにはいませんでした。 赤井さんは全くのフリーのままゴール左をドリブルしていきます。 全く信じられない展開でした。 EWIにとっては最悪の形で、守備陣が崩壊してしまったのです。 西村さんがなんとかゴールを防ごうと詰め寄ってきましたが、赤井さんがその西村さんの横をかすめるシュートを放ってゴールに押し込みました。 2-1。とうとうHANが逆転しました。 その後はEWIがなんとか得点を奪おうとしゃにむに攻めていきますが、GK橘さんの好セーブなどがあって、なかなか得点できないまま時間だけが過ぎていきます。 そしてホイッスル。 その瞬間、EWIの選手たちは崩れ落ちるようにしてピッチに倒れ込んでしまいました。 「これで決まったな」 北見監督はそう言って視線をピッチに向けています。 「EWIは結局守備の乱れを突かれて負けてしまった。明らかに負けるべくして負けた、そんなゲームだったと思う」 北見監督はそう言った後、私たちに視線を向けました。 「でもうちはそんな負け方は許されない。守りの"Woody BELL'Z"と呼ばれている以上、守備陣の自滅という形での失点はしないで欲しい」 「はい」 「恐らく百合は記念杯争奪戦までは戻って来れないだろう。でもだからこそ、守備陣を司る君たちがしっかりと守りを作っていくことも大切だということを肝に銘じてほしい」 「はい!」 守備陣のみんなが返事をしました。 「それでは23日のWinter杯準決勝のオーダーを発表する。本当は記念杯を制したし控え主体で行こうか、と思ったが、また『やる気のないメンバー』と言われたらどうしようもないからな」 みんなが固唾をのんで見守ります。 「GK、八重 花桜梨」 「はい!」 「DF、右から清川 望、佐野倉 恵壬、森下 茜」 「「「はい!」」」 「ボランチ、今回はブラジル代表監督の求めにより、シンディに入ってもらう」 「Yes!」 「サイドバックは右に陽ノ下 光、左に森井 夏穂。いつもの通り行く」 「「はい!」」 「ダブルトップ下は右に井上 涼子、左に羽柴 苺」 「「はい!」」 「FWは左トップ下に穂高 遥」 「はい!」 「そしてCFに後藤 育美」 「はい!」 「以上でWInter杯に臨む。勝敗は関係なく、と最初は思ったけど、次の相手は記念杯争奪戦の相手でもある。完膚無きままに叩き潰してほしい!」 「「はい!!」」 どうやら北見監督の喝も入ったし、また本気モードに復帰できそうな感じですね。 PR |
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