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2008 07,17 16:20 |
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こんにちは、羽柴です。
結局あの悪夢の重慶の夜、結果的には未明に騒乱が何とか収まったみたいで、そのあと重慶江北国際空港にバスは向かいました。 6時ごろバスは国際空港に到着、そのまま出国手続きをとって8時発の上海浦東空港行きの飛行機に乗りました。 重慶江北国際空港では館林さんが出迎えてくれました。
神谷さんが館林さんに何事か話をすると、館林さんは了解したかのように頷いて、カウンターに駆け込んでいきました。 なんでも北見監督が北見交通公社を通して昼の飛行機の便を押さえていたらしく、そのキャンセルをかけに行ったそうです。 ちなみに館林さんはそのまま自分は13時55分発の飛行機で成田に向かうそうです。 私たちは8時発の上海浦東空港行きに乗って、そこで上海始発11時50分発の日本航空622便で成田に戻ってくることになっています。代表チームはその後20時20分発のJALウェイズ771便でシドニーに向かうことになっていますが、私と主人さん、そして新堂さんはここでお別れということになります。(ちなみに神条さんは直接FCはばたきの合宿に参加したいから、ということで、アムステルダムから直接関西空港行きの飛行機に乗って帰ってしまいました) さすがにバスの中での仮眠ということでほとんどの人が熟睡できなかったのでしょうか、飛行機の中ではおしゃべりもしないで寝ている人が多かったです。 上海浦東空港でもちょっと軽く食事をしようか、という程度で、とりあえずお土産を買う人もいましたけど、なんだか疲れた様子が伺えます。 そして上海からの日航622便。 昼間の移動ということもありエコノミークラスでの移動となったわけですが(アムステルダムとシドニーへの移動は上のクラスの移動となります)結構みんなも長旅の疲れからかぐっすりと眠っているようでした。 そんな中、隣に座った涼子さんが話しかけてきました。 「どうだった? 今回の合宿と代表戦の感想は」 「うん、合宿も代表戦も結局外から見ただけになってしまいましたけど、でも中に入って頑張ってみたいな、とは思いました」 「そう思ってくれると嬉しいな。でも中国戦は怖くなかった?」 「怖かったです。でも涼子さんが意外に冷静でいたので、驚くほど私の中で怖いという印象は無かったですね」 「そっか…」 「でも涼子さん、なんで中国戦はあそこまで冷静でいられたんですか?」 「それはね、北見監督がいろいろと教えてくれたから」 「そうなんですか?」 「北見監督は意外にいろんな情報を知っていて、今回の中国戦も、最悪暴動が起きることも予測していたみたい。だからそんな時にはこう対処してみたらいいんじゃないかな、って、結構事細かにアドバイスをしてくれていたんだ」 「そうだったんですか」 「北見監督のアドバイスだと、オーストラリアはそれほどでもないけど、韓国もちょっと危ないかも、とは言っていた。あそこも日本に負けるな!的な要素は強いし、最近竹島問題で政治がちょっと冷えてきているからね」 「そういったところまで…」 「関係するよ。代表戦というのはある種ナショナリズムのぶつかり合いだからね」 「そうなんですか…」 涼子さんの奥深さがなんとなくわかったような気がしました。 「最後に、苺ちゃんに話をしておこうか」 「何ですか?」 「何でも指宿合宿では1人1回北見監督と一緒に寝ることになったんだけど、苺ちゃんは27日に決まったって」 「27日?」 「別にエッチなことをしなくてもいいんだけど、勝手に日程が決まったようだから、北見監督に言えば日程は変えてもらえるみたいよ。ただあいているのは8月の4日から6日の間だけらしいけど」 「27日って…」 しばらく考えました。 「思いっきり危ないんですけど…」 「それなら変えてもらったほうがいいんじゃないかな。北見監督もちゃんとわかってくれるから」 「はい、そうします」 …って、私何を考えているんでしょうか(笑) そんなこんなで今成田に着きました。代表チームはそのままトランジットルームでシドニー行きを待つみたいですが、私たちはそのまま入国ゲートをくぐりました。 …やっと日本に戻ってきた、という感じですね。 ちなみに主人さんはそのまま自宅に戻るとのこと。 新堂さんは東京で一泊してから佐伯に行くとのことでした。 私は… やはり一旦佐多舞の実家で休んでから、明日鹿児島に行こうと思います。 PR |
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