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2008 09,24 22:24 |
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こんばんは、羽柴です。
今日は札幌でSCMと対戦しました。 試合前のミーティングでは北見監督は、
「勝とうと思わなくてもいい、普通に戦ってみて、それでそれなりのスコアができればそれでいい。ただ今日ベンチの選手はその戦いぶりを見て、次のHAN戦でどう攻略したらいいか、その研究をしっかりとしておくように」 そう言いましたが、さすがにスターターの選手たちは、 「私たちががんばらなくちゃ!」 そう燃えていました。 でもいきなりクロスからの失点で点を取られます。 「やはりクロスからの攻撃には3バックは混乱しがちなところがありますね。特に開始早々はそれぞれの役割分担ができていないから、そこを突けば面白くなるかも」 涼子さんが早速攻略法を見つけた、と言わんばかりに私たちに話しました。 「そうだね。あとはボクがおとりになった後のフォローさえしっかりできれば、ネ。左だったら羽柴さんだし」 「右だったら光さん、ですね」 何となく分かってきました。 そしてこっちはなかなか攻め手を見つけても決められない、もどかしい展開が続きました。 走行しているうちにハーフタイムに入って。 北見監督もさすがに2連敗はまずいと感じていたんでしょうか、私たちに 「場合によっては出てもらうよ」 そう言いました。 そしてそれは早くも巡ってきました。 後半開始してから10分も経っていない段階で北見監督は動きの悪いシンディを出すことにしました。 代わりは「本職」の私です。 でもなかなか佐倉さんに会わせるのが… まあしょうがないですよね。佐倉さんは本職がマネージャーですから。 そしてその佐倉さんに代えて育美ちゃんを投入しました。 どうやら北見監督も本気モードになってきた、みたいです。 さらに今度は清川さんの代わりに涼子さんを投入、涼子さんはFWとしての出場になります。 ある意味壮観ですよね。 FWが4枚、しかも3人が代表のメンバーなんですから。 それでもなかなかSCMゴールを割ることはできません。 考えてみれば、SCMのGKの御田さんも元代表GKだったんですよね。 でも最後にあっと驚く展開が待っていました。 ロスタイムに入って、SCMの水無月さんから藤沢さんへパスが出ました。 もう事実上うちの負けが決まったような展開で、もしかしたら集中力が少し欠けていたかもしれません。 次の瞬間、パスが緩いことに気付いた育美ちゃんが俊足を飛ばしてそのボールをカットしました。 そしてそのままシュート。 虚をつかれた御田さんは全くなす術のないままボールがゴールに吸い込まれていくのを見送るしかありませんでした。 私も、涼子さんも全く予想しなかった展開に呆然となっていました。 そこに育美ちゃんが嬉しそうに駆け寄ってきます。 「これでボクたちの面目が一応は立ったかな」 育美ちゃんはそう言って笑顔で抱きつきました。 そうでした。私たち代表組はそういった活躍を期待されて出ているんですよね。 そしてホイッスル。1対1の引き分けですが、既に得失点差で大きく引き離しているうちが決勝トーナメント進出に有利な立場になりました。 でも相手は今日もSKUを2-0と突き放したEWIです。 「まあ、それほど失点をしなければ大丈夫だよ」 吉野さんが笑顔でそう言いました。 もううちは決勝トーナメントに進出することに疑いを持っていないようです。 ちなみに。 今日はこのまま寝てしまいました。 明日はもう午前中には北海道を発って、東京に戻ったら佐多舞で軽く練習することになります。 次は大一番のHAN戦です。 何でもHANは今週1週間練習をせずに、試合当日ぶっつけでゲームをするらしいのですけど。 そんなチームには絶対に負けませんよ! PR |
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