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2007 10,03 21:28 |
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ホイッスルが鳴ってみんながベンチに戻ってきた。
「くそったれ!」 吉野さんがベンチに戻るなり、グラブをベンチに叩きつける。 白木さんはベンチに戻るなりタオルで顔を覆って泣き出してしまった。 そして碧川さんは顔面を真っ青にして棒立ち… 攻撃陣も無表情のままベンチに下がってきた。 …0-4。 もはやどうしようもない、惨敗だった… 最初から浮き足立ってしまったゲームだった。 開始早々、白木さんのトラップミスからボールを奪われ、そしてスルーパス。碧川さんが対応できずに吉野さんが相手の森下さんと1対1になり、ゴールを奪われる。 そして次にはCKから藤堂さんにヘディングシュート。 その後も徹底的に攻められ続け、前半こそ吉野さんの好セーブでなんとかゲームは持っていた。 ところが後半になると、今度は右サイドから抉られて、そして碧川さんが振り切られてゴールを決められるという、最悪の結末を迎えてしまった。 そして… 記念杯の1回戦では勝ちはしたが、SCMから移籍した七瀬さんもダメ出しされていたので、これで右サイドを任せられるSBがいないことがはっきりしてしまったのだ。 改めてSSSに移籍した加藤さんの穴の大きさを知りました。 そして… この2試合、決定的なまでにポゼッションが悪いことも分かりました。 勝ったTLS戦でも43%、今日のゲームでは44%。そしてWoody BELL'Zの持ち味だったドリブル突破も、今日にいたってはうちの全時間のドリブル距離がEWIの前半だけのドリブル距離よりも短いという致命的な状況なのが分かりました。 とにかくボールを支配できない、それが一番大きくのしかかります。 また見えないトンネルにはまり込んでしまったかのように、宿舎に帰るバスの中は沈鬱な雰囲気が漂っていました。 PR |
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