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2006 06,28 06:28 |
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おはようございます、虹野 沙希です。
いつもそうなんですけど、ご飯を作るので朝早く起きております。 うん、朝早く起きるのはやはり辛いです。 時々まだ寝ていたい、と思うことも結構あります。 でも、根性出さないとダメだよ! そう思って飛び起きます。 だって… 家を出て、歩いて数分のクラブハウスの食堂に向かいます。
「お早うございます」 そう言って厨房に入ると、早くも人の影。 「お早う、沙希ちゃん」 その影が私に返事をしてきます。 「いつも早いですね、監督」 私はその声に向かって、元気に挨拶をします。 ビックリするかもしれませんけど、実は監督が朝の食事の準備を手伝ってくれています。 私にとっては、練習のある日の朝に行われる「デート」です。 もちろん普通のデートみたいに、監督とイチャイチャするわけではありませんよ。 監督とその日の献立を話し合ったり、朝の食事の準備を一緒にしたり。 食事の準備のときも、選手の情報を交換したり、他愛のない話をしたり。 あまり甘い話とかはしません。 でも私にとっては、この瞬間が一番大好きな瞬間です。 だって… 監督と2人きりでいられる唯一の瞬間だから。 はっきり言いますと、みんなと同じように私も監督のことが好きです。 私も普通の女の子のように、そういったこと、考えたこともあります。 でも、私そんなにプロポーション良くないから、そう思っていました。 実際監督は八重さんのことを好きだといっていましたから。 でも監督は一緒に食事の準備をしながら、こう私に言ったことがあります。 「俺が女の子に求めているのって、別に胸を大きくしろ、とかじゃないんだ。プロポーションがそんなに良くなくったって、それ以上に素直で優しい女の子であればいいと思うし、一生懸命になれるものを持っている女の子は、俺も応援したくなる」 監督はそう言ってから、私に笑顔を見せて、 「だから朝早くから、沙希を応援しようと来ているんだよ」 と言いました。 その瞬間、私の胸がキュンとなったのは言うまでもありません。 監督と一緒に食事の準備をしながら、監督と様々な話をしました。 その中で、監督に教わったこともあります。 「大切なのは、ちゃんと自分の内面を磨くこと。焦らないで自分の内面を磨いていれば、絶対沙希にとって素敵な出会いが待っていると思うよ」 うん。私もそう思います。 だって、こうやって監督といろんなお話ができるんですから。 今日もこれから、みんなの食事を作りにいってきます。 そして、監督といろんなお話を楽しみたいと思います。 みんなのために、そして他ならぬ私のために。 PR |
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