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2008 05,15 22:53 |
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こんばんは、鞠川 奈津江です。
だいぶいろんな方にご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありませんでした。 2週間近くお暇をいただきまして、いろいろと考えてみました。 そして最終的に、私と彼、芹沢勝馬の2人で決断したことを様々な方に伝えておりました。 私、鞠川 奈津江は、芹沢勝馬との間に出来た新しい生命を2人で育てていく決意を固めました。 私も、そして勝馬も今までになかったくらい一生懸命考えました。 そして、私の両親にも相談しました。 勝馬の両親は火事で亡くなってしまったので、私の両親が勝馬の親代わりをしていました。 それが救いだったともいえるでしょうね。 最初は両親もビックリしたのですが、私が勝馬を思う気持ち、勝馬が私を思う気持ちを真剣に伝えたら、両親も納得して、応援してくれると約束してくれました。 そして、woody BELL'Zの仲間たち、八重さんや涼子さん、シオといった共に戦った仲間たち一人ひとりに、私たちが子どもを産み育てることを報告しました。 みんなもそのことを喜んでくれて、そして何かあったら助けてあげるから、気軽に相談して欲しい、といわれました。 結構他人事じゃないみたいなので、そういうところはみんな気を使ってくれているのかもしれませんね。 そして… 今日は勝馬と一緒に、北見監督に報告をしました。 「分かった」 北見監督は報告を利いてますそう答えました。 「まず最初に聞くけど、双方の両親はそのことを了承して、応援してくれると言ってくれた?」 「勝馬の両親は火事で亡くなりました。私の両親は私と勝馬のことについては応援してくれると言いました」 「次に、君たちのよく知っている友人にも報告して、君たちを支えてくれるという確認は取ったのかな?」 「はい、勝馬の友達にも、そしてWoody BELL'Zの仲間たちにも話はしました。そしてみんなが協力してくれると言ってくれました」 「最後に、この先いろんなことがあるかもしれない。それでも、お互いに支えあって、助け合ってお腹の中の子どもを産み、育てていく決心はあるんだね。君たちが想像している以上に大変だと思うよ」 私たちは、今の北見監督の言葉を、主人さんの言葉に重ねて聞いていました。 「はい。結婚してお互いに協力し合いながら、私たちに与えられた愛の結晶を、大切に育てていきます」 「芹沢くんはどうだい? その覚悟は固めたかい?」 「もちろんです。なにがあっても、奈津江とお腹の中の子どもを大切に守っていきます」 北見監督は、しばらく考えているようでした。 私たちは北見監督の次の言葉を待っていました。 「分かった。Woody BELL'Zとしても、君たちのことを大切に見守ってあげよう」 北見監督の言葉が、私たちにとって福音のように聞こえました。 「君たち2人でまっすぐここに来たら、多分『堕ろせ』と言ったと思う。なんて自分勝手な奴らなんだろう、と思ったと思う」 北見監督の言葉に一瞬冷たさを感じたように思いました。でも次の言葉は、暖かみのある言葉でした。 「でも君たちは、自分達の決意を両親や友人に伝えて、自分の仲間を作る、その努力をして来た。こういう時に特に辛いのは、自分の回りに理解者がいないことなんだと思う。君たちは若いから。だからこそ、まずは両親を味方につけて欲しかったんだ。そして友人も味方につけて。そうやって自分の居場所をちゃんと作っておいて、その上で報告、なら、こちらも一緒になって手伝ってあげよう、そう思えるようになれるんだ」 何となく主人さんの忠告が身に染みて嬉しく感じました。 「それと、芹沢くんと一緒に来たのも良かった。やはりこれからの自分達のことだから、マリだけに責任をかぶせるのではなく、自分も一緒になって責任を取ろう、そういう気持ちが表れていたように思ったから…」 北見監督はそう言って言葉を切りました。 しばらく静寂が3人を襲いました。 「芹沢くん、これから、マリを宜しく頼むな。マリをこれから中心になって支えていくのは君なんだからな」 「はい!」 勝馬も嬉しそうに返事をしました。 恐らく戦力的に大切な選手を取られて北見監督も怒っている、そう思っていたかもしれませんね。 「それじゃ、折角だからミーティングでみんなに報告するか!」 「勝馬も一緒に、ですか?」 「当たり前だ。ミーティングで2人には決意表明してもらわないとな」 北見監督の気持ちが何となく分かりました。 「それと…」 「はい?」 「主人さんも相談に乗ってくれたんだよな」 「はい」 「ちゃんと報告するんだぞ。主人さんのアドバイスのおかげで、私たちはお腹の中の子どもを彼と一緒に育てていく決意が出来ました、という感じでな」 「主人さんのアドバイスって? ご存知なんですか?」 「ここまできちんと考えられたのは彼女のアドバイスがあったからだろうな、と思ったんだ。彼女のアドバイスは自分の経験談をもとにしたアドバイスだからね」 北見監督はそう言って笑顔を見せました。 それではみんなに報告をしてきます。 それと、主人さんにもメールをしなくちゃね。 PR |
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