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2007 05,27 23:49 |
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こんばんは、涼子です。
ホントはあまり喋りたくありません。 私のせいでゲームが壊れてしまったから。 別府に向かうバスの中でも一番隅っこの席でとにかくタオルで顔を覆って、誰とも顔を合わせないようにしました。 誰かと顔を合わせてしまうと、何だかイヤなことを言われそうな感じがしました。 そして宿舎に着くと、私はまっすぐ自分の部屋に閉じこもってしまいました。 コンコン…
私の部屋のドアを叩く音がしました。 私は誰にも会いたくありませんでした。 コンコン… もう一回部屋のドアを叩く音が聞こえてきました。 私は毛布を被って、何も聴こえないようにしてしまいました。 誰もいないかも知れない、そう思ってくれれば一番ありがたいです。 どうやら扉の向こうにいた人は私が出てこないので諦めたみたいで、廊下から靴音が遠くに無勝っていくのが聞こえてきました。 それでホッとしていたのかも知れませんね。 しばらくして部屋の鍵が開けられて、誰かが中に入ってくるのに気がつきませんでした。 「涼子、寝てるのか?」 突然声をかけられて、私はビックリしました。 いつの間に誰かが入ってきたのか? そう思って声のした方を向くと、北見監督が立っていました。 「涼子、とりあえずメシにしないか? みんな涼子が降りてこないもんだから、心配したぞ」 北見監督はそう言って微笑みました。 何だか私はバツが悪くなりました。 「涼子がみんなと顔を合わせたくないのなら、こっちで食べればいいよ」 北見監督はそう言うと、部屋の電話の受話器をあげて、食堂に指示を出しました。 しばらくすると、宿舎の人が食事を2食分持ってきました。 「監督、もしかして?」 「ああ、とにかくみんなには食べてていいからとは言っておいた。で俺は涼子を連れてくるつもりで来たんだけど、涼子が行かないと言うから、俺もここで食べることにした。依存はないね」 正直に言うと、誰とも顔を合わせたくなかった。でも監督が一緒に食べるのであれば仕方がありません。それに監督、あまり怒っていないように見えましたし。 (すみません、一時中断します。とにかく眠いのでw) (…ということで続きですw) 食事は監督も私もとにかく無言でとりました。 何だかあまり話したいという気分ではありませんでしたし。 北見監督もそれが分かっているから、決して無理に話そうとはしませんでした。 食べ終わると、北見監督が食器を後片付けしました。 「いいですよ、私がやります」 私はそう言ったのですが、北見監督は私の分まで片付けてくれました。 「涼子、今でも自分のせいで負けたんだと思っている?」 片付けから戻ってきた北見監督が、私に聞いてきました。 私は素直に首を縦に振りました。 「だろうな」 「えっ!?」 「責任感の強いお前のことだ、自分が退場したから負けたと口にするだろうな、とは思っていた」 北見監督はそう言うと、4枚のレポート容姿を私の前に投げてきた。 「とにかく見てみな」 北見監督はそう言うと、近くのソファに腰を下ろした。 私は今日のWoody BELL'Z対選鋭近衛隊戦のレポートを見ました。 > 65分 11 井上 涼子(退場) > 20分 WBL ピッチ中央、ボールを受けたSKU早乙女を11井上が後ろからスライディングで倒す。このファウルでレッドカードが出され、井上は退場となる > それにしてもWBLにとっては井上の1発退場が本当に残念でならない。 何だか私の気分が暗くなります。 「涼子、他の3枚のレポートも見てみな」 北見監督は何故かそういう言い方をしました。 私は3枚のレポートを見ましたが、何も分かりませんでした。 「何か気づいたことはないか?」 北見監督がそう言うので、 「私しか退場していませんが…」 そう言ったら、北見監督は苦笑いしました。 「そうじゃない。まずはお前の評価を見てみな。そして他の3枚のレポートを見てみな」 北見監督は意味ありげにそう言いました。 私の評価? どうせ… そう思って見た私は、思わず声をあげそうになっていました、 退場した私が… 評価7.5点? そして… その私が最高点? 何だか訳が分からなくなりました。 「つまりだ、涼子は確かに退場した。だけどそれまでの能力は、他の誰よりも明らかに上だった、そういうことだ」 北見監督は私の肩を押さえながらそう言いました。 「確かにおまえは退場はしたけど、それは流れの中での出来事、仕方ない面もある。でもその中で、お前は他の誰よりもしっかりと働いていた、その勲章なんだよ、7.5という評価は」 私は北見監督の顔を見ました。 「7.5は第2節ではお前以外出ていない。第1節だって、SCMの宗像しか取っていない数字だ。そういう評価をされたことを、誇りにしたっていいと思う」 北見監督はそう言うと、急に相好を崩して、 「ということで、負けはしたけどお前に特に敢闘賞を送ることが決まったんだ」 そう言いました。 「特にしたいことがあったら、遠慮なく言いな」 北見監督が微笑みながら言いました。 そうなったら、したいことをちゃんとしてもらわないといけませんね。 「それじゃ、監督…」 私はそう言って北見監督の耳に口を近づけました。 そして… お風呂場で北見監督にたっぷりと愛してもらいました。 セックスだけは今回危ないから勘弁してもらいましたけど、その分本当に丁寧に愛してもらいました。 そうやって北見監督に愛してもらいながら、何となく感じたことがありました。 花桜梨さんの前で初体験をした時は、とにかく怖くて、でも監督をしっかりと気持ち良くさせなくちゃ、なんて思いながらしていました。 でも5ヶ月経って、なんだか自分が変わってしまったかな、なんて感じました。 監督さんが気持ち良くしてくれているのに乗じて、「もっともっと!」なんてせがんだり… あっ、声には出しませんけどね。 でも1回手で気持ち良くしてもらったあと、2回目に嘗めてもらったわけですけど… その時自覚しました。 北見監督の前でなら、どんなにイヤらしい女になれるだろうな、って。 身体が北見監督を求めているのが良く分かりました。 終わったあと、とにかく身体を休めようと言ってくれました。 第3節は残念ながら出られませんが、第4節の対FCはばたき戦では一生懸命頑張ろう、そんな気が湧いてきました。 PR |
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