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2006 06,20 23:34 |
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こんばんは、井上 涼子です。
とりあえず1週間は身体を休めよう、という監督の計らいで、今週はお休み。 とりあえず土曜日の夜に行われる「FCはばたき対Sharp&Crisp武蔵野戦」の観賞からまたトレーニング再開となります。 今日は監督から誘われて、日光に遊びにいくことにしました。 そういえば、私今までデートなんてしたことがないので、もしかしたら初めてのデート、になるのかな? この前のビデオ観賞会で、実は私、監督から誘われていました。
花桜梨さんの前で誘われたので、実は私ハラハラドキドキしていました。 でも花桜梨さんが「行ってきたら?」と言ってくれたので、行くことにしました。 監督の車に乗って、日光にいきます。 高速から一般道に出て、いろは坂を通って中禅寺湖に向かいます。 中禅寺湖で昼食をとって、しばらく湖畔を散策します。 平日の昼間だから、結構閑散としていて、なんだか貸し切りのようです。 なんだか彼と一緒にいるみたいで、ちょっとドキドキ。 ちょっと花桜梨さんに後ろめたいな、なんて思いました。 そして監督とまた車に乗って、さらに先を目指しました。 途中で突然監督は車を脇に停めました。 そしてキーをつけたまま車をおりつると、助手席のドアを開けて私に声をかけました。 「涼子、ここならドライブができるぞ」 …そうです、最近仮免許を取ったので、どこかで路上で運転をしないといけないと思っていました。 そういう意味では、監督に日光の奥地に連れてもらったのは幸運でした。 私は運転席に座ると、早速ハンドルを握り、アクセルを踏みました、 監督は助手席に座り、私の動きをしっかりと見つめていました。 最初はハラハラどきどきしていましたが、監督から「落ち着いて運転すれば大丈夫だから」と言われて、心を落ち着けて運転することが出来ました。 そして戦場ヶ原の駐車場に車を停めました。 でもこの駐車場には車は停まっていません。 そして道を通る車も僅かばかりです。 だからこのまま監督が狼になったら、私はあっさりと食べられるだろうな、そう思いました。 でも、何だかそれでもいいと思う自分がちょっと顔を覗かせている気がしました。 「涼子」 監督に呼ばれて、思わず「はい」と緊張した声で答えてしまいました。 「涼子、もしかして… Hなことされると思ってた?」 私は素直に頷きます。 「答えにくいかも知れないけど、涼子って、もしかして…」 「はい、バージンです。18年間彼氏なしでした」 私がこう答えると、監督は笑いながら、 「ゴメン、そんなことを言うとは思ってなかったけど…」 と言った。 私にしてみれば、恥ずかしい思いで本当のことを告白したのに、そう思った時、 「涼子、少しは気が紛れたかい?」 監督はそう語りかけてきました。 …そう言えば、最初の時に感じたモヤモヤした気分は、どこかにいってしまったみたいでした。 私が頷くと、監督はホッとした表情を見せました。 「良かった。最近の涼子はどこか思いつめてた感じがしたから、今日の涼子の表情を見てて、なんだかホッとしたな」 …そうなんだ、私の気を紛らわせようと、監督気を使ってくれてたんだ。 「ゴメンなさい。そんなことだと考えずに、監督に嫌な思いをさせちゃって」 私はおろおろしながら答えます。 「涼子、気にしなくていいよ。それに俺にとってな、涼子がバージンなのを知ったことが一番の収穫だから」 「もうっ!」 思わず膨れっ面になります。もちろん本気で怒ってはいませんよ。 「でもさ、涼子がバージンだと知ったから言うけど、焦っちゃダメだよ。冷静にいろんな人を見ていけば、絶対この人なら、という人が見つかる。それまではしっかりと自分を磨いておくんだよ」 私も同じ意見です。 ついでにいうなら、私がバージンを捧げたい人はいます。 ただ、最後の一歩を踏み出せないだけなんだろうな。 「さて、帰ろうか。ここからは俺がドライブするからな」 私は頷いて、監督と席を変わりました。 監督は戦場ヶ原から北見まで一気にドライブしました。 隣で見ている私が惚れ惚れするくらいに、 そして北見の私の家につきました。 監督は私の両親に会って今日の出来事を説明した後、自分の家に帰りました。 私、監督が好きです。 もちろん監督には花桜梨さんという想い人がいます。花桜梨さんも監督のことが好きでしょう。 あまり私は監督や花桜梨さんの中を引き裂きたいとは思いませんけど、でもこれからも監督の傍にいたい。 今は、監督の傍にいられれば幸せです。 これからも、ずっと… PR |
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