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2006 05,04 00:41 |
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やあ、伊集院だ!
僕のことを覚えているかい? 知らない? しょうがないか。 僕の背番号は1、そう、正GKを張っているはずだったんだ、私は。 だけど第2回TM杯では藤沢くんという凄いGKがいたので仕事が出来なかった。 北見監督は私を飼い殺しにするつもりだったのだろうか? そう思っている矢先、FWへのコンバートを指示された。 FWの仕事はとてもやりがいがある。 僕の仕事はCF。つまり点を取るのとポストプレーをする役割だ。 もちろん同じポジションに鞠川くんという名選手がいるが、決してダメという状況ではない。 基本的に出ずっぱりのGKと違い、FWは消耗が激しいので交代の機会は充分にある。鞠川くんの代わりに出る場合もあるし、誰かの代わりに出て鞠川くんとツインタワーを組むこともできる。 それにしても痛快だ。背番号1と背番号2のツインタワーとは! 北見監督はポジション変更でも背番号を変えないから、こういうことが出来たわけだ。 さて今日の小波蹴球団戦だが… 今日はベンチ。北見監督の意向でターンオーバー制を第3節まで採用している。 今日は鞠川くんと佐倉くんが出ている。 一進一退の攻防が続いたあと、後半しばらくして、佐倉くんの交代で出ることになった。佐倉くんから、「宜しくね♪」と言われてピッチに出た。 そして… 鞠川くんが右サイドを突破してクロスをあげる。 僕のまわりに3人、GKの橘くんも含めてやってきた。 「邪魔だ!」 僕はそう叫びながら、鞠川くんがよこしてくれたボールを頭で押し込んだ。 入った… 途端にスタジアム全体が大歓声に包まれる。 そうだった。ここはルーテシア・パーク。熱狂的なファンが集うWoody BELL'Zのホームだ。 僕に向かって鞠川くんが、井上くんが、そして藤崎くんが抱きついてくる。 決して嫌な気分ではない。僕は彼女たちと喜びを分かちあった。 そして… 自陣ゴール前では、八重くんが嬉しそうな表情で、親指を立てていた。 僕も八重くんに向かって、嬉しそうに親指を立てる。 かつてのエース。そしてかつてのGK。 その2人が今立場を変えて、お互いを讃え合う。 なんて素晴らしいことなんだろうか、そう思った。 ゲームは1-0で勝った。 POMは八重くんに譲ったが、決して悔しくはない。 八重くんだって、GKに転向してから辛い日々を送っていた。 だからあの攻撃的な蹴球団を完封できた、それだけでもハットトリック以上の勝ちがあると思う。 僕はこれからも出番はある。このあとどんどん取ればいい。 次はスプリングサンズ戦。なんでも捨井監督はうちに対して聞き捨てならない発言を繰り返していると言う。 そういうチームは、徹底的に懲らしめておかねばならない。 幸いにもスプリングサンズ用フォーメーションでは、僕と鞠川くんのツインタワーがベースになっている。鞠川くんもあの発言には怒っているので、2人で頑張ってスプリングサンズを懲らしめたい。 PR |
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