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2006 12,20 23:32 |
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こんばんは、八重 花桜梨です。
先ほど、代表チームのチーム陣容が発表されました。 ROOMMATESからは6名、Sharp&Crisp武蔵野からは5名と大量選出されましたが、「最強チーム決定戦」を戦うWoody BELL'ZとFCはばたきからはそれぞれ2名ずつ。 うちからはマリと若菜ちゃん。 そしてFCはばたきからはエースの佐野倉さんと桂木さん。 ROOMMATESが大量選出された陰で、キャプテンの恵壬は外れてしまいました。 そして私も。 でもそれ以上に驚いたことがありました。 A代表のヘッドコーチをしていた北見監督が辞任していたことでした。 私たちはビックリして、とにかく北見監督のところにいきました。 「北見監督、どうして代表スタッフを辞任したんですか?」 若菜ちゃんが悲愴な表情で監督に聞いていました。 監督は苦笑いしていました。 もちろん、私には監督の苦笑いの意味が分かりました。 「若菜、お前をいきなり殴ったヤツに、メンタルアドバイザーなんて務まると思うか?」 若菜も次の瞬間、真っ青になっていました。 今になって、若菜ちゃんもあの時には監督が代表スタッフを降りるつもりだったからだということに気づいたようでした。 「A代表はB代表相手に第1戦で惨敗してしまった、それが全て。代表選出の際、非常に問題になるだろうと思った」 監督はそう言うと、みんなと一緒にグラウンドに出て、そのまま芝生の上に寝転がった。 「ジーコジャパン戦の敗戦は仕方がない面もある。あっちは結局男だからね」 監督はそう言って空を見つめます。 「でもB代表戦は基本的にはうちが上か同じくらいか。そこであそこまでひどいゲームを見せたら、誰が見たって監督がヘボだから、と思う」 監督の目の中には、空に浮かぶ雲が見えているに違いない。 「俺はあの時点で代表から降りるつもりでいた。ただ負け犬のままじゃイヤだから、みんなにはとにかく焚き付けはしたけどね」 監督はそこまで言うと、今度は身体を起こして私たちの方を向いた。 「俺の任命された『メンタルアドバイザー』は心のつながりがないと出来ない仕事だと思っている。でも俺はあの件で選手との心のつながりを断ち切ってしまった。そういう人間に、代表スタッフとして残ることは出来ないと思った。だからこその下野なんだ」 その決意をあの時、私は聞きました。 その決意が固いからこそ、私は何も言わずに、黙って監督の寂しそうな表情を見つめてきたのです。 監督にとっては長いシーズンもあと少しで終わりです。 有終の美を飾れるように、一生懸命頑張らないといけませんね。 PR |
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