2024 11,23 02:03 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2008 04,12 20:09 |
|
こんばんは、北見です。
今日の朝に見晴から撰鋭近衛隊のレポートが上がって来たと思ったら、午後には響野エンジェルスの練習風景を覗いていたという連絡もあったりして。 …おかしいな。 俺はたしか「スプリングサンズから東に向けて視察しておけよ」という風に話しておいた。 だから少なくても響野エンジェルスには終わりの方に顔を出す筈だったのに。 そう思っていると、例の2人が戻って来た。 俺の前に見晴と愛美が来たところで、早速報告をしてもらうことにした。 「まずはどのチームにいつ行ったのか、報告」 「はい」 見晴が返事をして報告しました。 10日にスプリングサンズの偵察 11日に撰鋭近衛隊の偵察 12日に響野エンジェルスの偵察 「なぜにわざわざ九州から東京に戻って来たの?」 当然の質問である。九州の次は兵庫のFCはばたきに行けば良かったのである。 「一回戻った方が、新潟と静岡を回るのに都合がいいと思ったからです」 言われてみればその通りで、新潟と静岡というどうあがいても列車2本乗らないと行けない場所をどう行こうか、計画の段階でも悩んでいたところだったのだ。 「…わかった。で、偵察の成果は?」 こんどは愛美が答えます。 「スプリングサンズはどうやら3-5-2で行きそうな感じだったよ」 話を聞くと、それなりにフォーメーションが機能していたみたいだとのこと。 さすがにきちんと調べているなと感心して撰鋭近衛隊の様子を聞くと… 「ウォーミングアップを念入りにやっていた」 …それじゃ響野エンジェルスは? 「Hなことをしていたみたい」 …それじゃ偵察の意味がないんじゃないか? 何だか頭が痛くなりました。 「ところで、24時間連続100発とか、変態プレーのフルコースとか、ほんとにやるんですか、あのチームは?」 愛美が聞きます。 私はどう答えていいか分かりませんが、少なくても愛美の後ろで見晴が大きく頭を振っています。 そういや見晴は昨年彼女たちの痴態を覗いて自分でも慰めていたんだっけ。 「恐らく彼女たちの言うことは本当だろうな。SCMの監督さんもすごいらしいけど、パワーが違うらしいからね」 一応うちはこれでも穏健派で売っているんですよ(笑) 「それで、最後に何か言うことはない?」 そう聞くと、愛美がまた答えました。 「そう言えば主人監督が、うちは桜花杯を制するくらい強さだから、記念杯もウィンターカップも全部制して、ビッグな年にするんだ、って。他のチームが泣き寝入りするくらいに強いチームを作るんだって、そう言ってた」 … …… ホントにあの主人監督が言ったのかな? 彼は謙虚な人だから、「去年と変わらないよ」という感じで言うはずだと思うけどね。 「ホントにあの主人監督がそう言ったの?」 「う、うん」 愛美、何か目があさっての方に向いているぞ? 「じゃあ聞いてみるか。主人監督とは話を時々するから、今確かめてもいいけど…」 そう言って携帯を取り出すと、響野エンジェルスの電話番号を押し始めます。 「もしもし、Woody BELL'Zの北見です。主人監督がいらっしゃいましたら呼んでいただけますか? …はい、分かりました」 …見る見るうちに愛美の表情が青くなっていくのが分かります。 あっ、主人監督が電話に出ましたね。 「あっ、主人監督ですか? 北見です」 「ゴメンなさ〜い!!」 突然愛美が涙を流しながら叫びました。 「主人監督はそこまでひどいことは言ってません! 『去年と変わらないんだけどね』ってそれだけです!」 電話の向こうで主人監督があっけにとられていましたので、説明をしなくちゃいけませんね。 「申し訳ないです。うちのヤツが今日ご厄介になったと思うんですけど、そのあと報告の時に、主人監督の言葉を誇張して報告していたようで… はい。本当に申し訳ありません。 …はい。お互いに開幕戦頑張りましょう。では失礼いたします」 電話を切った後、愛美に思いきり拳骨1発。 「いった〜い!!」 「当たり前だ。これでどれだけの人に迷惑をかけると思ってるんだか。少しは考えろ!」 呆れてものが言えないとはこのことなんだろうね。 「見晴、悪いけど、こいつにちゃんとした報告をさせられるように、偵察しっかり頼むわ」 「はい!」 あ〜あ、この偵察部隊も当てにならなさそう… PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |