おはようございます、北見です。

　今起きたところです。

　花桜梨が隣で寝ています。

　…セックスだなんてとんでもない。
　あの花桜梨ですら、昨日の敗戦はさすがに凹んでいました。
　とてもそんなことは出来ません。

　でも…

　今日は敢えて花桜梨に一緒に寝るように指示しました。
　花桜梨も寂しかったのかも知れませんね。
　本当に俺にしがみつくようにして寝ていましたから。
　もしかしたら…

　まだ花桜梨は寝ています。
　これから俺はテーブルで簡単な書き置きをしたためたあと、自分の荷物を持って静かに部屋を出ます。

　このあと俺は、一足先に北見に戻ろうと思います。