2024 11,22 19:13 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2006 05,10 21:25 |
|
こんばんは、橘 恵美です。
今日はWoody BELL'ZとROOMMATESの対戦がありました。 …もうあんな思いはイヤです。 今日のゲーム、2対1で勝ちました。 しかし、私たちは喜べませんでした。 私たちが不甲斐無いばかりに、キャプテンに辛い思いをさせてしまいました。 今日は勝ったら、次までしばらく日がありますし、パーティーをしよう、そう言っておりました。 しかし、それどころではなくなりました。 今日のゲームは、お互いに力のこもった熱戦になりました。
その中で、前半に朝日奈さんからのクロスを伊集院さんが決めて先制し、後半開始早々には藤崎さんがクロスを直接放り込んで差を広げました。 しかしその流れは、1つの交代から大きく変わっていきました。 後半12分、DFの森井さんを下げてFWを投入し、3トップにしてきました。 その時に、驚いたことに怪我が直っていない桂木さんを入れたのです。 当然桂木さんはそのまま3分で後藤さんにバトンタッチしてしまい、交代枠を1人分無駄に使ってしまった、ように思いました。 しかしその3分で、ROOMMATESは全く別のチームに変わったかのように攻めを厳しくしていきました。 それから5分、シンディさんからのクロスを後藤さんに頭で決められて、1点差に追いつかれました。 そしてそこからが八重さんにとって地獄の始まりだったのです。 とにかくシュートを打たれまくる。何とか止めたものもあるけど、あっちは運動量に有無を言わせて、こっちの守備をかいくぐって決定的なシュートを打ってしまう。 そんなのがそれこそ5回はありました。 それを八重さんが何とかセーブします。 とにかくタイムアップが先か、八重さんの集中力が切れるのが先か。 それも時間の問題のように思われるくらい、それは壮絶な展開でした。 しかし… 何とか逃げ切りました。 ホイッスルが鳴った瞬間、八重さんはやっとホッとした表情を浮かべ… そのままその場に崩れ落ちました。 「八重さん!」 「花桜梨さん!」 みんな八重さんのところに集まりました。 八重さんは息も絶え絶えで、とても立ち上がれそうにありません。 そのうち監督が来て、八重さんに、 「花桜梨、ダメか?」 と聞きました。八重さんは正直に監督に頷きます。 「わかった。それじゃ、休むか」 監督はそう言うと、八重さんを背中におぶって、そのまま医務室に運ばれてしまいました。 宿舎に私たちが戻ったあと、監督から電話がありました。 虹野さんが監督の電話に応対します。 そして電話を切った虹野さんが、監督の言葉を伝えました。 「八重さんはだいぶ疲れたみたいだから、今日明日と病院に入院して休みます、とのことでした」 みんなホッとした表情でした。 「それで監督と佐倉さんが一緒に八重さんの様子を見てくれるとのことなので、私たちとは別行動になります」 本当なら明日北見に戻ることになるのですが、仕方がないですね。 「で、次のFCはばたき戦ではとりあえずGKをパットに変える、そう言っていました」 「うそ!」 陽ノ下さんが絶句しました。 「うん、その日は八重さんの特別な日だから、八重さんに辛い思いをさせるのはやめよう、って監督が言っていました。それに…」 「それに?」 涼子さんが次の話を聞きたそうに身を乗り出します。 「私たちで八重さんに勝利をプレゼントできれば、八重さんにとって最高のバースデープレゼントになるじゃない!」 そうでした… FCはばたき戦の行われる5月20日は 八重さんの誕生日でした。 次の瞬間、みんなからときの声が上がりました。 そう、また1つの目標に向かって、私たちはまた団結していきます。 八重さんに勝利をプレゼントするために… 頑張ります! PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |