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2006 11,26 08:32 |
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おはようございます、綾崎です。
今日は監督の家に泊まりました。 あっ、別にベッドでエッチな事、じゃありませんよ。 今日はトレーニング室で寝ました。 もちろん、虹野さんや秋穂さんにも一緒にいてもらって。 時々監督や八重さんも私のことを訪ねに来ました。 恐らく普通ならここまではしないと思います。 湿布を貼って、家で何とかしたら、という感じです。 でも今の私の立場を考えると、こういうのも恥ずかしいんですけど、受け入れる必要があるんでしょうね。 私は監督から睡眠薬を飲まされて、とにかく強制的にでも眠りにつかされました。 その間、虹野さんが寝ずに私のことを見て下さっていたようです。 時々足首に当てた氷水を変えたりしていたみたいです。 目を覚ました頃、監督が私のところにいるのが分かりました。 「おはよう。どうだい、感覚は」 監督が私に優しく語りかけてきます。 「ちょっと腫れがひどくなりました。今はちょっと痛みが走りますね」 「仕方がないです。捻挫の痛みは、すぐよりもしばらく経ってからの方が痛いといいますから」 虹野さんが答えます。でも虹野さん、本当ににやつれてしまっています。 「沙希、あとはみのりに任せるから、お前は俺の部屋で休め。今日はお前は練習に来なくてもいいから」 「でも…」 「今のお前に来られても逆に選手たちに迷惑をかけるだろうし、第一お前は遊んでいてサボるわけじゃなく、若菜の看病を徹夜でしてて、だろう。みんなだって分かってくれるよ」 「はい」 「あとは俺がするからとにかく休め」 「はい」 「若菜はこれから安田記念病院に連れていく。結果は起きたらお前にも伝えるから」 「はい」 虹野さんはそういって、眠い目を擦りながらトレーニングルームを出ていきました。 「とりあえずお前は2日のゲームには出さない。また代表では5日のゲームと8日のゲームは出さない意向でいる。5日の件は薫監督には連絡を入れておいた」 「そうですか…」 私はうわ言のように呟きました。 「とにかく身体をしっかりと休めて、しっかりと万全の調子にして欲しい。もしかしたら若菜に出てもらう事もあるかもしれないが、できればそんな事はしたくない」 「はい」 「とにかくお前の仕事は身体を一刻も早く万全の調子に戻す事。そのためには逆に焦らない事」 「落ち着いて身体を休めれば、その分早く治るんですね」 「その通り」 「分かりました。しっかり休みます」 私はそういいました。 一刻も早く身体を直す事。とにかくそれだけを考えて今は生活をしたいと思います。 PR |
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