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2008 09,01 21:01 |
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こんばんは、藤崎です。
昨日とにかくEWI戦に勝てて良かったです。 結局のところHANが昨日も3-1で勝って首位を取れなかったものの、2戦連続無失点なのですから、決して悪いわけではありません。 でも今の私は、ちょっとブルーが入っています。 うん、実はね。 Winter杯を含めて3試合をプレイしたんだけど。 全部の試合でイエローをもらっちゃっているんです。 だから次のFCH戦は出場停止。 なんだか自分がみじめに思えてしまうんです。 みんなが乗っている時に、自分だけ足を引っ張っちゃってるな、って。 だから今日も練習はなかったんだけど、つい足がクラブハウスに向いちゃって。 さすがにみんな疲れて今日は休んだみたいだけど、なぜか1人だけ練習をしている人がいます。 虹野さん、でした。 「あれ? 今日はみんな身体を休めろ、って北見監督は言っていたよ」 「うん、分かっているんだけどね…」 私は何となく自信がない表情になっていたのかもしれません。 「どうせ私はFCH戦には出られないんだし」 「そっか… そう言えば出場停止になっちゃったんだっけ?」 虹野さんが聞いたのに対し、私は首を振ることしかできませんでした。 「藤崎さん、あのね…」 虹野さんはそう言いながら、私の隣に腰を下ろしました。 私も自然に、腰を下ろして並んで座りました。 「藤崎さんは何となく自分を責めているような気がするんだけど、藤崎さんは藤崎さんで一生懸命頑張っているし、だからそのことでとやかく言われることはないと思う。少なくても私は藤崎さんのプレーに対してブーイングをする人がWoody BELL'Zにいるとは思えない」 「そうかな?」 「そうだよ。だからこの前のゲームだって、退場した森井さんに対して嫌なことを言う人はいなかった。おそらく藤崎さん以上に辛い立場にいたと思うんだけどね、森井さんは」 「そう言えば…」 私も思い出しました。 森井さんのファウルのとき、森井さんを決して責める口調をした人はいなかった、と。一番大変な思いをした吉野さんですら、 「しょうがねぇなぁ、いっちょ止めてやろっか!」 なんて言っていたくらいでしたから。 そう言う意味では、Woody BELL'Zには心根の優しい人が多いんだろうな、なんて思います。 「だから、一生懸命頑張ったあまりにファウルをした藤崎さんを責める人はいないよ」 虹野さんにそう言われると、何となくその気になってきました。 「うん、分かった」 私はやおら立ち上がり、恐らくとびっきりの笑顔を虹野さんに見せながら、 「それじゃ一緒に練習しよう?」 そう虹野さんに誘いかけました。 「うん!」 虹野さんもとびっきりの笑顔で私に応えてくれました。 PR |
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