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2006 10,28 23:45 |
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こんばんは、虹野 沙希です。
今日はホームでのFCはばたき戦でした。 ちなみに今日でリーグ戦でのホーム最終戦なので、みんなに強いWoody BELL'Zを見せたいって燃えていました。 特に普段ゲームに出ていない選手たちが、とにかく一生懸命頑張ろうとしていました。 ゲーム前、監督は珍しく、 「俺からは1つだけ、ホーム最終戦、悔いを残さないように頑張って欲しい、それだけ」 それだけでミーティングを終わらせました。 それも当然です。 今日のオーダーは監督と八重さんのいない間に、麻生コーチと選手たちで話し合って決めたオーダーだからです。 監督はだから見守るだけ。 細かい指示は麻生コーチから出されました。 ゲームが始まると、とにかくうちのペースで進んでいきました。 FCはばたきもどういう理由からか、敢えて4バックできました。うちも3バックで失点が多くなっていたので4バックにしましたから、奇しくも基本的には同じスタイルでのゲームになったわけです。 ところが今日はFCはばたきの攻めが終わらないうちにしっかりとボールを奪って、こっちはフィニッシュまで持って行けています。 ただフィニッシュまではいっていても、なかなかゴールが遠い、そんな印象がありました。 その均衡を破ったのは留美ちゃんでした。 23分、藤崎さんからの右CKをゴール左で若菜ちゃんとFCはばたきのDF選手が競っていました。そして若菜ちゃんがヘディングシュートを打ったのですが、またしてもサイドバーに直撃して跳ね返ってしまいました。 またダメか、そう思った次の瞬間、スルスルッと留美ちゃんがゴール前に現れて、跳ね返ったボールをきっちりとゴールに押し込んでいきました。 留美ちゃんに若菜ちゃんがまず駆け寄り、次第に大きな輪になりました。 みんなやっと決まったと安堵の表情を浮かべました。 もちろん気を抜いちゃいけないと思うのですが、それよりも攻めているのに決められない悪い流れを断ち切れた方が大きかったのでしょう。 それからもどんどん攻めていって、今度は35分、すみれちゃんのループパスを飛び出して受けた留美ちゃんが、GKの脇を抜けるシュートを決めてさらに突き放します。 もちろんみんな、蜂の巣を突いたような騒ぎになっています。 ハーフタイムでもみんな余裕の表情です。 そんな中、ROOMMATESが0-1でSharp&Crisp武蔵野に負けていること、イレブン・ウィナーズが1-0で勝っていることが伝えられます。 「何だか混戦になりそうやな」 ちとせちゃんが苦笑いしながらコメントしました。 後半入ってすぐ、また早速得点を挙げます。 右サイドを突破してきたちとせちゃんがクロスを挙げて、それを若菜ちゃんが頭でゴールに突き刺します。 やはりエースですね。確実にゴールを決めていく、FWに必要な素質を若菜ちゃんって持っていると思います。 でも思うんですけど、若菜ちゃんがこれほどまでに凄くなったのは、監督にエッチしてもらってから、ですよね。 なんだかみんなしたくなりそうじゃないかな? 何かそんな気がします。 FCはばたきさんの攻撃も大したことはなく、そうこうしているうちに終盤に入ってほむらがペナルティエリアで足をかけられてPKをもらいました。 最初はほむらが蹴る、と言って聞かなかったのですが、みんなの意見で、やはりエースの若菜ちゃんが蹴るべき、と言う話になりました。 そして当然のように、若菜ちゃんはPKをきっちりと決めてきました。 そしてそのままゲーム終了。 戻ってきたみんな、本当に嬉しそうにな表情です。 残り10分で戻ってきたすみれちゃん、ピッチから下がってきて監督に報告するときも嬉しそうで、監督に優しく抱きしめられると、顔を真っ赤にしながらも、満面の笑みでベンチに座りました。 監督は次のゲームもこのフォーメーションでいくと宣言しました。 当然でしょう。圧勝したフォーメーションを敢えて弄る理由はありません。 今日ROOMMATESは0-2で負けました。今の調子ならまず勝てると思います。 あと2試合、全力で戦って第2ステージも勝ちにいきます! PR |
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