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2007 02,25 12:50 |
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こんにちは、虹野 沙希です。
今は午前の練習が11時半に終わって、午後1時半までの休憩に入っています。 みんな食堂でわいわい食事を楽しんでいます。 うちは12時半まで食事をとって、そのあと1時間は休憩ということになっています。 食事をとったあと、すぐに身体を動かすのは悪いからと、敢えて長めに休憩をとっています。 でも、2月下旬とはいえ夜になるのは早いので、食事開始時刻を30分早めているのです。 私は今日は優飛ちゃんと一緒に食事をしました。 他にも涼ちゃんやシオ、美夏ちゃんとかが一緒に集まっていました。 北見監督は、もちろん花桜梨さんや佐野倉さんと一緒にいて、恐らく午後のメニューの打ち合わせをしているのではないかと思いました。 それにしても、優飛ちゃんって結構頑張り屋さんなんだな、って思いました。 午前中の練習、サッカー部とバドミントン部の練習を合同でやってもらったのですが、バドミントンの練習はとにかくハードでした。 とにかく徹底的に走らせたり、素振りをさせたり、本当にスパルタという感じの練習メニューなんです。 それに引きずられるように私たちもピッチを上げようとするのですが、そうすると北見監督が、 「君達は今日はとにかくストレッチを重視する。今ここで焦っても始まらないよ」 そう言って逆に焦っている私たちを諌めている印象でした。 そういうことで、優飛ちゃんと一緒に食事をしたのですが…
意外に優飛ちゃん、たくさん食べないんですね。 あれだけ激しく動き回ったというのに。 そういうと、優飛ちゃんは笑いながら、いつものように紙に鉛筆で、 「昼はあまりたくさんとっても逆に動きが悪くなるから、夜にそれなりに食事をとってエネルギーを貯えているんです」 優飛ちゃんは喋れないので、こうやって筆談で会話をすることになります。 なるほど、参考になります。 「でも食事をしてからすぐ寝るのだけはやめています。」 …何となく分かります。優飛ちゃんも女の子なんですね。 そういうと、優飛ちゃんはちょっとはにかんだか表情をしてくれました。 やっぱりこのあたりの仕草とか、普通の女の子なんですね。 優飛ちゃんはどうしてバドミントンをやるようになったの? 「3歳の頃からやっていたかな。両親もバドミントンの選手で、お姉ちゃんにも私にも、とにかくバドミントンをやらせたかったみたい。」 なるほどね、だからあれだけのプレイができるのだろうね。 「でも、時々何のためにバドミントンをしているのか分からなくなる時があるの。」 ビックリしました、優飛ちゃんでもそんな悩みを持っているんですね。 「でも最近はちょっとバドが好きになってきた感じがするんだ」 えっ!? 「この前の冬休みに、ふとしたことで男の子とバドすることがあったんだけど」 男の子と? もしかして? 「その時にその男の子が楽しそうにバドをするから、つい私も勝負とか忘れて純粋にバドを楽しめたんです」 で? その後その男の子とは? 「ちょっと話しただけです。名前も全く知りません。でもまた会いたいな… って思っています。」 どうやら北見監督、玉砕しそうですね? 「えっ!?」 北見監督、もしかしたら優飛ちゃんのことを狙って… 「大丈夫だと思います。北見監督、結構ちゃんと話をしましたけど、私の状況をちゃんと分かってくれていますし、私も北見監督はそういう人じゃないと思っています」 おっと、自信たっぷりに… でも優飛ちゃん、私たちよりも3歳年下なのに、結構私たちに刺激になりますね。 「私も、Woody BELL'Zの明るいけど真剣な時には真剣になれる、そういったチームの雰囲気が好きです」 優飛ちゃん、笑顔でそう答えてくれました。 何となく、私たち仲良くなれそうな感じですね。 それでは午後の練習のために準備をはじめます。 PR |
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