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2006 10,30 00:13 |
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こんばんは、陽ノ下 光です。
今日は主力はダウンということでしたが、ゲームに出ていない私たちにとっては、主力が休んでいるからこそしっかりとアピールしなければいけない場です。 ところが… 今日一生懸命練習に励んでいたのは私と花桜梨さん、涼子さんの3人だけ。 他のメンバーはみんなレギュラーと一緒にお喋りに興じてしまっています。 そして華澄さんはお喋りの輪に加わり、北見監督はまぜか黙ったまま。 どうも余裕一杯、という雰囲気の中、今日は過ぎていきました。 練習が終わると、今日はほとんどの人がさっさと帰ってしまいました。 居残り練習をしているのは3人だけ。あと北見監督とマネージャーの虹野さん、佐倉さんだけです。 練習を切り上げて、クラブハウスのお風呂に入ります。 しばらく入っていると、花桜梨さんと涼子さんが一緒に風呂に入ってきました。 「花桜梨さん、涼子さん、お話があるんですけど、いいですか?」 私が真剣な表情で言ったのが分かったのでしょう、2人とも首を縦に振りました。 2人とも身体の汚れを落としてから浴槽に入りました。 私を含めた3人が寛いだところで話を切り出そうとしました。 がらがらがら… 今度は虹野さんと佐倉さんが入ってきました。 私は一瞬どうしようか迷いました。 関係ない人まで巻き込むのは本意ではありません。 「光ちゃん、話って、今日のこと?」 涼子さんが先に私に聞きました。 一瞬どうしようか迷いましたが、花桜梨さんのいる前で嘘はつけません。 私は渋々首を縦に振りました。 「なら話しちゃえば? この2人も今日のみんなの様子を快くは思っていないから」 涼子さんが言うと、身体を洗いはじめたマネージャー2人も首を縦に振りました。 私は自分の考えを話すことにしました。 今日のみんなの様子。 華澄さんが今日は選手と一緒にお喋りに興じていたこと。 北見監督が何も注意しなかったこと。 「どうして監督が注意しないのか気に入らないよ。確かに今のチームはみんなが作ったチームだと思う。だけど監督はどのスタイルでも自分が監督している選手におかしな雰囲気があったら注意すべきだと思うけどな」 私がそう言うと、花桜梨さんが私に言いました。 「恐らく監督は、今注意すべき場面ではない、そう思っていると思うな」 「注意すべき場面ではない、って、どういうこと?」 私が気色ばむと、花桜梨さんは苦笑いしながら、 「うちは4-0で勝っているし、向こうは0-2の負け。しかも通算ではうちが2勝1分け。普通に考えればROOMMATESを怖がる理由なんかないもんね」 「だからと言って!」 「だからと言って手を抜いていい相手ではない、それは確かだと思う。実際曲がりなりにも1位の成績なんだから。でも他の子たちはうちとの相性でものを見ている。だから言っても無駄だと思うよ」 それじゃ… 「北見監督も、この状況が週末まで続くことは考えているんじゃないかな。でももしかしたらそれを容認する気なのかもしれない」 「容認って!?」 「恐らく北見監督はROOMMATES戦勝てないと思っている。むしろ負けた方が好都合だと思っている節さえみられるんだ」 「負けてもいいってどういうこと?」 「うん、確かに優勝してもいいけど、今回のスタイルでは両ステージを制覇しても、代表決定戦でまける可能性だって否定できない。それなら第2ステージをわざと落としてもいいと思うんだ。なにしろすでに第1ステージの優勝で代表決定戦のきっぷはゲットしているんだから」 「そうだね…」 「だから実際に負けてショックを与えないと、復活は無理じゃないかな、そんなことを言っていた」 そこまで考えていたんだ、花桜梨さん。 「まああとは監督が同捌くか、だけどね」 花桜梨さんはそう言って風呂から上がりました。 ほんとうにみんな分かっていないのかも知れませんね。 そしたら負けた方が成長の糧になるかもしれない、そんな気がしてきました。 いずれにしても結果は11月4日、セザルスタジアムで出ます。 PR |
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