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2007 03,03 21:58 |
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こんばんは、優飛です。
今日からお姉ちゃんが合流して、練習にも熱が入ってきました。 ちなみに昨日は生理が始まったために北見監督はメニューを軽めにしてくれたのですけど、お姉ちゃんには言えません。 お姉ちゃん、そんな話を聞いたら徹底的に厳しいトレーニングをするのが分かっていますから。 お姉ちゃんとしては、相手の弱点を徹底的に突くのが勝つための早道なんだ、そう教えている人ですし、実際に実践もしてきましたから、決して弱いところを見せられません。 だから昨日は北見監督に恥ずかしい思いをして正直に答えたのですけど、今日は逆にお姉ちゃんには絶対に伝えないように、そうお願いしてきました。 北見監督も事情が分かって、承知してくれました。 さて昨夜のお話をしておかないといけませんね。 昨夜は本当にショックでした。 まさか多くの先輩方が北見監督とエッチをしていたなんて。 みんなの話を聞いて、なんだかそこにいたくはない気がしました。 思わず私は部屋を飛び出したんです。 しばらく廊下を走って曲がろうとしたら、北見監督とぶつかってしまいました。 北見監督は「どうしたんだい?」と言いながら、私を引き起こそうと手を差しのべてきました。 私は反射的に、北見監督の手を払い除けて、来た道を走り去ろうとしました。 その時、私の腕をぐいと掴まれました。 何とか逃げたいと必死にもがいていた私の目の前に、北見監督の顔が現れました。 そして監督は笑顔を見せながら、 「どうしたんだい? 何かあったんなら俺が話を聞くよ」 そう言ってきました。 下の喫茶店で、北見監督と2人で話をすることになりました。 「それにしても一体どうしたんだい? 俺から逃げようとしたりして」 北見監督は、あくまでも優しく聞いてきまいた。 私は鉛筆をとって、紙に書きました。 「北見監督が多くの女の子とエッチしている話を、さっき聞きました」 「そっか… で、それで俺のことを不潔な男だと思ったんだ?」 私は首を縦に振ります。 「それじゃ俺と一緒にいると、エッチなことをされそうだ、と思った?」 その質問にも首を縦に振って… 慌てて横にブンブン振りました。 その私の仕草に北見監督は笑いながら、 「正直に答えていいよ。別に起りはしないから」 そう言ってくれました。 「まあ俺がいろんな女の子とセックスしているのは事実だから、否定も反論も言い訳もしないよ」 北見監督はそう言いながらコーヒーを飲みました。 「じゃあ優飛に聞くけど、その時暗い顔をしていたり、辛い表情で今にも泣きそうな子はいた?」 そう言えば、北見監督との体験談を嫌そうな表情で語った人はいませんでした。 むしろ誇らしげに語っているような気がしました。 「ほら、セックスって少なくても1人では出来ないから、相手のことをしっかりと考えてする必要はあると思うんだ。だから俺はいつも女の子が気持ち良くなれるようにいろいろと考えているんだ」 監督はそこまで考えているんですね。 「セックスだって、本当は特定の誰かと1人だけで、というのが理想かもしれない。でも、女の子が要求してて、それを無下に断わって変な方向に進んだら、それこそ申し訳が立たないと思っている。だからしちゃうというのもあるんだ」 とにかく私は神妙に聞き入ります。 「優飛についても同じ。優飛が俺としたいというのなら考える。でも俺の方から優飛にはそういった話はしない。優飛には優飛の人生があるわけだし、それを俺が邪魔する権利はないわけだしね」 北見監督はそう言って私に笑顔を見せました。 「まあ相談事があったら話は聞く。優飛がバドミントン選手として、そしてひとりの人間として成長するためだったら、何でもやってあげるつもりだから。それは今までと変わらないよ」 私の中で、やっと北見監督に対するわだかまりが取れたような気がしました。 これからもいろいろとあるとは思いますけど、とにかく北見監督とはいろんな話ができるといいな、と思いました。 北見監督と別れたあと、なんだか満ち足りた気持ちで部屋に向かう自分を感じました。 もう迷いません。 これからも北見監督の温かなまなざしのもとで一生懸命頑張っていきたいと思います。 PR |
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