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2008 07,13 00:07 |
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こんばんは、井上です。
今日のミーティングが終わって、出場した選手はシャワーを浴びています。 私は今日のゲームのスコアをつけていました。 それにしても… オーストリア代表がどれほど強いチームだったのかは分かりませんが、少なくてもうちには強力なスタッフが揃っていることが分かりました。 少なくても清水さんと育美は額面通りの力を発揮してくれるだろうことは分かりました。 今回スターターにWoody BELL'Zからは夏穂とちひろさん、そして育美が選ばれました。 育美はあのことがあってから、ちょっと気負っている様子がありましたけど、さすがにピッチに立つと背筋がしゃんとしていました。 今日は勝敗よりこれまでやって来たプレーがきちんと出来るかのチェックが目的です。 でもそれが出来れば当然勝てるはず、だとは思いますが。 まず前半から後半の途中までは、守備陣が相当頑張っていました。 ちひろもボランチの位置で精力的に頑張って、夏穂も今回は相手の動きを見ながら、どちらかと言うと守備寄りのプレーをしています。 そして育美は時折深く切れ込みながらも、ポストプレーをそつなくこなしていました。 ピッチに出ているみんなが、自分の役割を考えてしっかりとこなしている、そんな印象を受けました。 でもそれだけでは勝てません、よね。 2人目の交代要員として牧原さんがピッチに出ていき、代わりにちひろさんが戻ってきました。 「お疲れさん」 私はタオルをちひろさんに渡します。 ちひろさんはそれを受け取りながら、 「とりあえず私の仕事は出来たかな」 と苦笑いしながら聞いてきました。 「もちろん。しっかりと仕事できていましたよ」 ちょっと悪戯っぽく答えます。 「なるほどね、この交代の意味はそういうことか」 ちひろさんがそう言うので不思議に思って聞きました。 「牧原さんを私のポジじゃなく森下さんのポジに入れて、森下さんをボランチに回したんだよね。森下さんは私と違って攻撃も出来る人だから、ボランチからも攻めてより攻撃的にいこうという考えなのかもしれないね」 なるほど、ちひろさんはそこまで考えているんだ。 実際この交代からうちは攻撃が上手く行くようになっていった。 そして、藤崎さんからのスルーパスを育美が受けて、そのままゴール。 私にそんなプレーが出来るだろうか。 喜ぶべきところなのに、一瞬考え込んでしまいました。 同じチームにいる私がこんな凄いプレーが出来ず、代表で初めて顔を合わせた藤崎さんがあそこまで鋭いパスを出せるなんて。 海外で揉まれた藤崎さんの凄さを感じる一瞬でした。 そして育美が同じチームで良かった、とも。 そしてその直後に相手からボールを奪った牧原さんがゴール前にパスを出して、それを清水さんが決めます。 清水さんのゴールも凄いけど、牧原さんのプレーも凄かったです。 私、このまま代表の選手としてピッチに立てるのかな? 何となく不安に感じながら記録を取っていました。 そしてそのまま試合は2-0で勝ちました。 私にとっては、このゲーム、何となく自分の居場所がなくなっていくような印象を感じるゲームのように思いました。 そういう意味では、手放しに喜べない、というのが正直な気持ち、です。 PR |
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