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2006 11,23 23:29 |
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こんばんは、井上 涼子です。
とうとうあと2日で記念杯争奪決定戦です。 本当にどうなるか楽しみです。 ところで… 第1戦のオーダーが発表されました。 北見監督も神経戦は辛いので、さっさと公表してしまうに限る、そう言っておりました。 GK 13 八重 花桜梨 DF 23 橘 恵美 02 鞠川 奈津江 12 藤沢 夏海 MF 09 九段下 舞佳 06 神条 芹華 11 井上 涼子 10 藤崎 詩織 FW 07 陽ノ下 光 19 神戸 留美 99 綾崎 若菜 逃げも隠れもしないで正々堂々戦う、そう言っておりました。 でも不思議だと思います。 一昨日までは練習でもバラバラな感じでした。 少なくても私と橘さんの2人は、八重さんたちとはあまり話をしたりしませんでした。 流石に代表チームで戦うもの同士、お互いに機密事項を抱えている事もあって、下手に仲良くならないように気を配っていました。 でも昨日になって、橘さんがみんなと話をするようになり、私はひどく寂しくなりました。 橘さんに聞いたら、 「昨日監督に、今はチームのことだけを考えてほしい、そう言われました」 そう答えたのですが… もしかしたら橘さん、一昨日は監督の車に乗って帰りましたから、そこで監督に何かされたのかも知れません。 監督は橘さんから、B代表の情報を貰ったのでしょうか。 なんだか怒りで自分を見失いそうでした。 そんな時に監督から声がかかりました。 最初は断わろうとしましたけど、何となく、 「どうやって橘さんを落としたんだろう?」 その事が気になって、思わず監督の申し出を受け入れていました。 監督の車に乗って監督の家に行きました。 監督の家に行くと、いきなり「お風呂に入りな」と言われました。 実は私、水着を用意していません。 もしかしたらと思いながらも、仕方がないのでそのまま風呂に入りました。 身体を洗っているうちに誰かが更衣室で服を脱いでいるのが見えました。 まさか! 私はたらいを手にとると、そこに熱湯を入れました。 そして浴室のドアがあいたところを見計らって、私はたらいの中の熱湯を開いたドアに向けてまき散らしました。 「熱い!」 何とか直撃は免れたものの、少しはかかったらしく、入ろうとした人が悲鳴を挙げました。 あっ、しまった! その声を聞いた私のファーストインプレッションです。 間違いなければ八重さんの悲鳴でした。 果たしてドアの外から首だけ出しながら、 「涼ちゃん、ちょっとひどいんじゃない?」 花桜梨さんがむくれた表情で私を睨みました。 もちろん私は花桜梨さんに「人違いでした」と謝り、花桜梨さんも許してくれました。 そのお風呂場で私は花桜梨さんと久し振りに取り留めのない話をしました。 やはり花桜梨さんは本当にいろんな事を知っているし、優しい人ですよね。いつもそう思います。 でも花桜梨さんはA代表のキャプテン。下手な事はいえません。 そうこうしていると、八重さんから代表の話を切り出してきました。 私はそんなに話す気はありません。 そうしていると八重さんは苦笑いしながら、こう言いました。 「まあ私はA代表のキャプテンをしているし、涼ちゃんはB代表のキャップをしているから、なかなか互いに秘密にしている事は喋れないよね」 私も首を縦に振りました。 「でもさ、今はWoody BELL'Zの一員として、ROOMMATESを破る事を考えないといけないんじゃないかな?」 「あっ!!」 私、今さらながら思いました。 確かにこの先代表候補として別行動をとるといっても、今は同じWoody BELL'Zの一員です。 「そうしたらとにかく争奪決定戦が終わるまでは、私たちは運命を共有する立場なんだから、とにかく一生懸命頑張ろうよ」 私は花桜梨さんの言葉に、目からウロコが落ちたような気がしました。 私たちは全力でチームの勝利に貢献したいです。 一生懸命頑張りますので、応援宜しくお願いします。 PR |
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