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2006 11,22 06:55 |
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おはようございます、橘です。
実は… お恥ずかしいことなのですが… 昨日、監督の家に泊まりました。 しかも、1つのベッドの中で、監督と一緒に寝てしまいました。 あの、断わっておきますが、監督と、その… はしたないことは断じてしておりません! でも、その… 決して嫌な気分ではありませんでした。 昨日虹野さんがおっしゃいました通り、どうも私と涼子さんがチームの中で浮いてしまっている、そんな気がしました。
理由は他でもありません、この前の代表合宿です。 私たちはB代表の合宿に参加しておりましたが、その合宿の模様や、そこで教わりましたフォーメーションなどを他人にお話しするのを禁じられました。 それはAチームの皆さんも同じなのです。ですから特に気にする必要はない、そう思っていました。 だけど、練習が始まってみると、それは大きな間違いだということが分かりました。 確かにAチームにも秘密があります。それは八重さんも認めていました。 でもその「秘密」は、実は北見監督も知っている「秘密」なのです。 だから八重さんや綾崎さんなどは、何か聞きたいことがあると監督に聞きに行けるのです。 ところが私たちにしてみれば、北見監督は敵の監督になります。 ですから、戦術で分からないことがあっても監督に聞きに行けません。 私たちはこうして孤立していったわけです。 そして昨日の練習が終わったあと、私は監督に呼び出されました。 「恵美、昨日も今日もあまり話さないようだけど、何かあったのかな?」 監督がこう切り出しました。 「はい、あるのですが…」 「代表のことか?」 私は首を縦に振りました。 「だろうと思った。もし何だったら、俺の家に来ないか?」 「えっ!?」 「恵美の心をちょっとほぐしてあげるよ」 一瞬どうしようかと思いました。何しろ男の人の家に遊びに行くのです。 もしかしたら、という思いはありました。 でも、私は、 「分かりました」 そう答えました。 もしかしたら、何とかこの一件でチームにとけ込めるかもしれない、そんな予感がしたからです。 まずは家に寄って貰いまして、着替えなどを準備しました。 監督は一緒にお風呂に入ろうとおっしゃいましたので、水着も用意しておきます。 いくら監督に好意を持っているといいましても、流石に異性の前でいきなり裸でいられる程、はしたない女ではありません。 御両親に出かけてくる旨お話ししまして、監督の車で監督の家に行きました。 監督はまず私にお風呂に入るようにおっしゃいました。 私も最初は恥ずかしいと思いましたが、監督が。 「恵美もいきなりじゃ恥ずかしいと思うから、少し入って心を落ち着けてから俺を呼びに来な。それまでは俺、リビングにいるから」 そうおっしゃいましたから、お言葉に甘えることにしました。 まずは服を脱いで、裸になってお風呂場に入りました。 この時水着を持って入ります。 さすがに身体を洗う時には水着を着たままというわけにはいきません。 まずは丹念に身体を洗いました。 でも… やはり私、はしたない女なのでしょうか。 胸が敏感に反応してちょっと張りが出ています。 そして下半身も少し疼いていました。 監督、私のことどう思うんでしょうか。 なんだか不安になりました。 身体を洗ったあと、水着をつけます。 水着はちょっと冒険した感じのビキニタイプのものです。 つけたあとの私の姿を鏡で見て、ちょっと恥ずかしくなりました。 監督に見せるのにはちょっと恥ずかしい姿が、そこに映っていました。 なんとかそこを上手く誤魔化してから、私は監督を呼びました。 監督はリビングで、この前のROOMMATES戦を見ておりました。 監督と向い合せに浴槽に入ったあと、監督は私を見つめながら、 「恵美、ちょっと恥ずかしいかな?」 そう聞いて来ました。 私は正直に首を縦に振りました。 「そっか… 恵美はこうやって異性の男の人とお風呂に入った経験はないのか」 「そうですよ。子どもの頃はともかく、思春期の女性が男の人とこうやって一緒にお風呂に入ること自体がほとんどないと思いますよ」 そうは言いますが、実は決して嫌な気分ではありませんでした。 多分裸でお風呂に入っていたら、とにかく恥ずかしくてどうしようもなかったと思います。 監督はそれを見越して水着を持ってくるように言ったのだと分かりました。 身体を洗っていた時に感じていた胸のドキドキが、少しおさまってきた気がしました。 それからしばらくは、取り留めもない話を楽しみました。 「ところでさ…」 監督はそう言うと、私の横に並んで私の肩を抱いてきました。 「は、はい、何でしょうか?」 一瞬私の肩がビクッとなりました。さすがにいきなり、でしたから。 「恵美に1つ言っておきたいことがあるんだ」 「は、はい」 焦りながら答える私の身体は、はっきりと監督を迎え入れる準備を整えていました。 そこに監督が私を見つめているのを感じました。 私は身体を真っ赤にしていた、と思います。 「恵美や涼子はB代表の選手だし、俺はA代表のコーチ。お互いに言えないことも結構あると思うんだ」 監督は穏やかなまなざしで私を見つめます。 私は恥ずかしくなりました。 監督は真面目な話をしようとしていたのに、なんてはしたない女なんでしょう。 「でもさ、代表チームである前に、俺たちはどういう立場なんだっけ?」 「…Woody BELL'Zの監督と選手、ですか」 「その通り。おれたちは1つの仲間なんだ」 監督はそう言ってから真剣な眼差しで、 「そして俺にとっては、佐野倉やくるみ、ティナ、そしてDFラインのメンバーは敵だし、恵美にとってはちひろやシンディ、お涼、茜は敵なんだよ」 監督の言いたいことが分かりました。 「恐らくチームメイトに言えないことが結構あると思うんだ。でも今は同じ仲間どうし、一緒に頑張っていかなくちゃいけないんじゃないかって思うんだ」 「そうですね」 「それじゃ、明日からは何のわだかまりもなく練習に取り組めるか?」 「はい」 監督の目がようやく本当の意味で笑えた感じでした。 風呂からあがり〜もちろん出る時も別々にあがりました〜パジャマに着替えてからリビングで寛いで、それから一緒にベッドの中に入りました。 もちろん男の人と一緒にベッドに入ることがどんな意味を持っているか、分からないわけではありません。 でも自然に監督のベッドに入っていきました。 「緊張してる?」 監督が苦笑いしながら私に聞きました。 「はい。これからどんな事をされるんだろう、そう思うと胸がドキドキしています」 私は正直に答えました。 「もしかしたら、あの… か、監督に… その…」 さすがにその先はいえませんでした。余りにもはしたない事でしたから。 「でも、そうなっても後悔はしません。私、監督が好きですから」 監督は私の話を聞いてから、 「そうか、恵美は俺とセックスしちゃうと思ってるんだ」 セックス… 余りにもはしたない言葉なので、私は口にはできませんでした。 でも、監督からその言葉を言われた時、決して嫌な響きには聞こえませんでした。 「でもさ、恵美、ベッドに入ったらすぐにセックスって、それはあまり急ぎ過ぎだと思うよ」 監督はそう言って笑顔を見せました。 「正直に言っちゃうと、俺だって今も恵美とセックスしたいと思ってるし、恵美が処女だったらなおのこと、俺が恵美にちゃんとセックスを教えてあげたいと思っている」 監督の言葉は決して嫌らしくは響きません。むしろその言葉に真剣味を感じました。 「でも初めてベッドの中に入っていきなりセックス、だと、多分恵美が傷つくと思うんだ。セックスって特に女の子にとってはそのあと自分の身体の中で自分の子どもを育てるという大切な役割をしなければならないだけに、なおのことね」 「はい」 やはり監督って紳士ですね。ちゃんとそこまで考えて下さっているなんて思いませんでした。 「だから今は恵美が納得してセックスを受け入れられるように、少しずつ心の距離を近付けるための準備をする段階だと思うんだ。俺も焦る気はないし、恵美もあまり焦る必要はないから」 「はい」 「今日はとにかく恵美には『男』の温もりを感じ取って欲しいんだ。今日はそれができればいいと思っている。俺もしっかりと恵美の温もりを感じ取りたい」 「はい」 監督にそう言われて、どちらからともなく身体を寄せあい、抱き合いました。 私は監督の温もりを感じながら、すごく安心した気持ちになりました。 これが、監督のいう「心の距離を近付ける」ということなんでしょうね。 そして今朝私が起きた時には、なんだか満ち足りた気分になりました。 これなら今日の練習、何のわだかまりもなく頑張る事ができそうです。 PR |
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