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2006 11,19 19:54 |
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こんばんは、八重です。
今日が合宿最終日になるのですが、あいにくの雨が降りしきる中での最終日となりました。 でもみんな、北見コーチの指示されたことを忠実に守りながら、ゲームを行いました。 だいぶみんなのプレイが洗練してきたような気がします。 もちろん藤崎さんが仕切っていることもあるのですが、北見コーチからそれぞれが言われたことを気にしながら、1つ1つのプレイを丁寧に、そして大胆にやっているのが分かります。 そしてみんなが楽しそうにプレイしている、その姿がすごく惚れ惚れします。 そして午後3時、第1次合宿が終わりました。 まずは薫コーチから締めの言葉をいただきます。 「とりあえず今回の合宿はここまでや。次は2日夜に合流して、3日朝から直前合宿、そして5日にはジーコジャパンとの親善試合、8日と11日にはB代表とのテストマッチがあるんや。気ぃ抜いたらあかんで」 薫コーチの関西弁がみんなの耳に届きます。 「まあ北見コーチから言われたことをしっかりやっておけば大丈夫やと思う。それと、今回の合宿のことは、特にB代表には他言無用や。喋ればそれだけ自分の首を絞めるんやから、絶対に口にチャックをしいや」 薫コーチの言葉に、みんなちょっと笑いながらも「ハイ」と答えました。 次に北見コーチが締めます。 「今回の5日間、俺たちが風邪でダウンしたりしてみんなのことをちゃんと教え切れなかったのは申し訳ないと思う」 北見コーチはそう言ってみんなを見回しました。 「でも君たちは決して焦ることなく、自分達の力で考えていたスケジュール以上のことをしっかりとやってくれたと思う。その点はこのA代表、誇っていいことだと思う」 みんなの表情が明るくなりました。 「でも忘れないで欲しい。みんなは何でここにいるのか。単に代表チームになりたくて来ているわけじゃないんだよね」 みんなの表情が真剣になります。 「俺は、君達に世界一になって欲しい。そういう気持ちを込めてこれからもみんなの指導に当たりたいと思う」 みんなが揃って、「ハイ!」と大きく返事をしました。 「今回はこれで解散してそれぞれのチームに戻るわけだけど、3日からの2次合宿に向けてしっかりと自分を磨いて欲しい。そしてもっと凄い選手になってまた12月3日にここに戻ってこよう」 「ハイ!」 「それと、Woody BELL'ZとROOMMATESの選手は、まずは当面のゲームをしっかりと勝ち抜くことを考えよう。Woody BELL'Zの連中は俺と一緒に、ROOMMATESの選手は横山監督と一緒に」 「ハイ!」 さすがに声は小さくなりましたけど、凛々しい声が響き渡ります。 「3日からは本格的な戦術練習になる。逞しくなった君達にちゃんと戦術を教え込みたいから、しっかり予習はしておけよ」 「ハイ!」 みんなの凛々しい声が響いて、合宿が終わりになりました。 「さて…」 北見監督は合宿を締めたあとに、突如声を出しました。 別れを惜しむようにお喋りをし始めていた私たちは、北見コーチの言葉に静まり返ります。 「申し訳ないんだけど、Woody BELL'ZとROOMMATESの選手とスタッフ以外は、ここに残ってくれないかな? もちろん薫コーチも残って貰います」 なんだろうと思いながらも、私たちはミーティングルームから出されました。 中では北見コーチが話をしているようですが、何を話しているかは分かりません。 「そっか… まあ仕方がないな。無理する必要はないけど、必ずどこかで予習しとけよな。その時に彼等には見つからないように」 「まあ、バラバラに行けば、意外に分からないもんだよ」 そういう声が聞こえて来ますが、何の話かさっぱり。 そう思ううちにドアが開いて、みんなが出て来ました。 一体何を話していたんでしょうか? 帰り道、北見「監督」に話をしました。 さっき、みんなに何を話したか。 「みんな、しっかり体調管理をしておくように、と言っておいたけど…」 監督はあっさりとそう答えました。が… 監督は決して嘘は言っていないと思いますけど、少なくても全部は説明していないと思いました。 恐らく話していないことは結構あると思います。 でも私はそのままにしておくことにしました。 監督が敢えて黙っているのも、私たちに心配をさせたくないからだと思うんです。 だったらあえて聞かない方がいいと言うこともあります。 監督が運転する車は、北見に向かって飛ばしていました。 PR |
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