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2008 03,01 21:18 |
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こんばんは、桂木綾音です。
久しぶりに選手として復帰しました。 私はもともとROOMMATESでは選手をしていました。 でもROOMMATESが解散して選手の多くがWoody BELL’Zに移籍したとき、私は選手としてではなくチームスタッフとして入らざるを得なくなりました。 総務部長として裏方の仕事を一生懸命頑張ってきましたが、今年退団者が多く出たということで、急遽私も手を挙げました。 何といっても、北見監督の下でサッカーが出来るのは、すごく私にとっては嬉しいことですから。 で、妙ちゃんの話ですけど。 あれは本当です。 少なくても経験のない私や虹野先輩が正直にそう思いましたから。 …というより、そういったことを期待して選手になったともいえるんですけどね。 ROOMMATES時代から、北見監督にはいろいろと目をかけてもらっていましたし、私も実際にその気になったこともありました。 …まあ昔の話ですけど、ね。 ところでゲームの話、ですね。 今日は鈴谷清氷戦でした。 「なでしこ」でも上位に来る実力を持つチームなだけに、守備陣はいかに0点に抑えるか、攻撃陣はいかに1点を取るか、それを目標にいろいろと考えながらゲームを展開させるように伝えられました。 今日のオーダーです。(ちなみに敬称は略しています。) GK 1 吉野 ゆかり○ SW 17 佐野倉 恵壬○ RCB 3 清川 望 LCB 16 森下 茜 RDM 6 桂木 綾音 LDM 10 藤崎 詩織○ RSM 20 陽ノ下 光 LSM 12 松浦 くるみ ROM 14 羽柴 苺 LOM 11 井上 涼子◎ CF 5 後藤 育美 今日の相手はサイド突破を積極的にしてくるチームだそうですから、私たちの仕事が結構重要になってきそうです。 ゲームが始まってみると、予想していた以上にきつい相手でした。 攻撃陣も育美ちゃんを徹底的にマークされて、育美ちゃんは結構やりにくそうでした。 それでも自分がシュートできなければ、とむしろそれを逆手にとって涼子さんや苺ちゃんにラストパスを回す役に徹していました。 守備陣もサイドをえぐられての決定的な場面を何度か迎えました。 そのたびに佐野倉さんの的確なカバーリングとゆかりちゃんのセービングで救われたという感じです。佐野倉さんのカバーリングは一種独特なもので、相手が「ここには来ないだろう」と相手が予測して出したパスを読んで、パスを潰してしまうんです。ただ足が速いだけでなく、頭の良さもないとできないプレーですよね。 結局0-0でハーフタイムに入ります。 ミーティングでは北見監督に呼ばれているのは主将と副将だけです。 それも短時間で、すぐに守備陣のところには3人が戻ってきました。 早速ミーティングの開始です。 テーマは「サイド対策」 実際サイドを破られて危ない状況になったことが少なくありませんでした。 私たちがいろんなプランを検討しながら、どう改善すればいいかを考える、それがWoody BELL’Zのスタイルなんですね。 ちなみに攻撃陣は1点を取る方法について、だそうでした。 あとで育美ちゃんに聞いたら、攻撃陣の前半のプランは決して間違いではなく、後半も基本的にはそれでいこうということでした。 後半、私たちはサイドに対しては私の側で言えば清川さんが積極的に当たることにしました。 そのフォローに私が入り、藤崎さんが中央付近、茜ちゃんがファーサイドのケアという形でうまくバランスをとることにしました。 攻撃陣からも陽ノ下さんや苺ちゃんがフォローに来てくれるようになったので、だいぶ助かってきました。 そしてそうやって凌いだあとにチャンスは来ました。 自陣ゴール前の混戦から佐野倉さんがロングパントで前方にフィード、それを井上さんが取って左サイドを突進していた松浦さんにパス、松浦さんが突進してクロスを入れてきます。もちろんクロスの先は育美ちゃん。 育美ちゃんはゴールに背を向けた自分の左側に視線をやります。苺ちゃんが突進してきたのが見えてきたのでジャンプして苺ちゃんにパス… …と見せかけて、胸でトラップしたあと、バイシクルシュートを打ってきました。 さすがにあそこでシュートとは聞いていなかったのでしょう、GKはボールを前に落としました。 そこに右サイドから俊足を飛ばして突進してきた陽ノ下さんがそのボールに足を出し、GKがボールをつかもうとするほんのわずか前にそのボールを足で押し込みました。 GKの股間を通過したボールは、あっさりとゴールネットを揺らしました。 そして周りに歓喜が渦巻きました。 あとは、私たちが0点に抑えるだけです。 何とかサイド攻撃も、そして途中から鈴谷清氷がとってきたパワープレーも何とか凌ぎきって、とうとう勝ってしまいました。 なんともいえない嬉しい気分でした。 もちろん練習試合ですからご褒美はないのですけど、ロッカールームに戻ってきたみんな(私も含めて)がうれしそうにしていた、と妙ちゃんが嬉しそうに言っていました。 こんな感覚、これからも味わいたいですね。 PR |
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