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2008 04,07 19:55 |
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こんばんは、如月 未緒です。
…まったく、まだ私の名前作ってくれないの? 昨日は本当に嵐のような一日でした。 まさか鞠川奈津江さんが妊娠しちゃうなんて。 それにしても北見監督も思いきったことをしたものです。 確かにサッカーというのは激しいスポーツですから胎児の存在が気になって集中出来ないのなら選手を辞めてしまえ、というのはもっともだとは思うのですが。 実際に北見監督はいろんな選手とエッチしているんだから、そういった子たちへの影響を考えてあげないと、ネ。 さて、今日はそういう訳で珍しく静かな一日でした。 北見監督も昼はこっちに来て、注文した鴨汁そばとそばがぎを食べています。 …そばがきって知っていますか? そば粉を団子状にこねたものなんですけど。 何でも中の人が前の仕事先の近くにあったうどん屋でそれを見つけて、いたく気に入ってしまったんだそうです。 「北見監督に話があるんですけど、いいですか?」 そういって入って来たのは、渦中の鞠川奈津江さん。 「おう、入れ」 北見監督がそう言って鞠川さんをソファに座らせます。 「それで、決めたか?」 「はい、勝馬と話し合って」 勝馬というのは鞠川さんの彼のことです。つまり鞠川さんのお腹の中の赤ちゃんのお父さん。 「で?」 そう言われた鞠川さんは一瞬言葉を探すかのように天井を見つめてから、 「Woody BELL'Zに残ります。スタッフとしてとりあえず残ります。でも選手に戻る気持ちは全く捨てていません!」 「分かった」 北見監督はそう言うと、おもむろに立ち上がって、私たちに向かって大声で、 「みんな聞いてくれ!」 そう言いました。 みんなが北見監督に注目します。 その中で、北見監督は鞠川さんを立ち上がらせて、 「今日からマリがチームスタッフとして合流することになった」 そう紹介しました。 期せずして拍手が沸き起こりました。 「マリは子育てがひと段落するまでしかいられないと思うけど、その間可愛がってあげるんだぞ!」 「それでもいいです。鞠川さんはWoody BELL'Zの一員なんですから!」 館林さんが嬉しそうに合いの手を入れます。 「確かに俺は厳しいことをマリに言ったと思う。でもそれはお前が大切だと思ったからなのは理解して欲しい」 鞠川さんが頷きます。 「万全な状態でお前と勝馬の子どもを産んで、育てること。それが今のお前の仕事。でもそれがひと段落したら、今度はWoody BELL'Zの選手としての鞠川奈津江を俺も、そしてみんなも見てみたいと思っている」 「はい!」 「まずは元気な赤ちゃんを産むこと、それだけを今は考えな」 「はい!」 良かったね、鞠川さん。 うちのボスは、そういったことの分かる人なんですよね。 早速午後から鞠川さんは私たちと一緒に仕事をしてくれました。 でもさすがに副将を務めていただけあって、細かいところに気が利くんですよね。 こういう人材、大切にしないといけませんね。 PR |
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